野村総合研究所(NRI)は11月19日、SNSやブログなど「ソーシャルコンピューティング」のオープン化が進み、サービス連携が加速する──と予測した2013年度までの「ITロードマップ」を発表した。ユーザーデータの持ち運び(データポータビリティ)が普及し、Web上に分散していた自分の社会的なつながりやデータを再構築できるようになり、Web上のサービスや他人とのコミュニケーション記録を自由に組み合わせて一貫した体験を実現する、といったことも可能になっていくという。 09年度までは、OpenIDの普及で、サービス事業者間で緩やかなサービス連携が始まる段階。10~11年度はソーシャルコンピューティングの発展期で、OpenSocialやFecebook Platformなどに対応したサービスが多数登場。開発者は、一度アプリケーションを作ればさまざまなSNSに展開できるようになり、ユーザーは豊富なアプ
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