窓の外までしーんと静まり返ったある日の深夜。 ぐっすり寝ているニレちゃんの隣りで1人眠れず、「やるか、やるまいか…」と脳内1人ずもうをくりかえし、やっぱやろう、と決心。 布団をはがしてベッドからコソコソと抜け出して1人トイレへ。 「今やったら、なんだかいい結果が出るような気がする…」って思っちゃったのです。 真夜中の妊娠検査薬 光に目をやられながら妊娠検査薬をしずかに開封。 じゅうぶんな時間をやり過ごしてからピンクと白の棒を裏返してみると…ちいさな窓に2本線のサイン(陽性)…!!!! 頭の中ではファンファーレが鳴り響いてリオのカーニバルが始まっているのに、トイレの電気を消して外に出るとそこは真っ暗闇でした。 こんな静かな状況で1人だけ極限興奮状態というのは異様な感じがするなあ、としばらくその辺をうろうろ。やっと寝室に戻るもその後どうしたらいいか分からない…。 眼の前には白雪姫のように眠るニ