ロック活況が続くUKでは、何が起こっているのか? 最前線でシーンを牽引するレーベル、ラフ・トレード、ニンジャ・チューンそしてワープが語る、UKロックの現在地【インタビュー全文掲載】 UKロックに異変が起こっている。 その異変は一言で言えば「復活」なのだが、単なるリバイバルではなく、ロックに対する全く新しい意識と価値観を持つ新世代アーティストによる実験場と化しているのが何よりスリリングだ。ウルフ・アリスやフォンテインズD.C.を筆頭に、近年UKで大成功を収めているバンドの多くがインディ・レーベル所属の純然たるインディ・バンドであるのも特筆すべきだろう。 そう、UKロックの復活とは、UKインディの逆襲でもあるのだ。 近年のUKインディの活況を伝える最たる場がサウス・ロンドンのバンド・シーンであるのは言うまでもない。今回取り上げるバンドの多くも同シーンから登場しており、ブリクストンのベニュー、ウ