台湾の蔡英文総統は20日に就任7周年の講話を行い、両岸の問題について「戦争は選択肢にない」と繰り返しました。台湾の総統選挙が近づき、中国の台湾に対する武力による威嚇がエスカレートする中、台湾海峡の情勢の行方が注目されています。 米国議会の出資によって設立された短波ラジオ放送局の自由亜州電台の記事より。 蔡英文総統就任7周年記念講話 5月20日、台湾の蔡英文総統が就任7周年(2期8年の最終年)の講話を行いました。その中で、蔡英文は両岸問題について語り、台湾海峡問題の平和的解決は世界のコンセンサスであると強調しました。 蔡英文総統は、「中国の軍事攻撃の威嚇に直面しても、台湾の人々は落ち着いていて激昂せず、挑発的ではありません。台湾海峡問題は平和的に解決されなければならず、戦争は選択肢になく、双方とも非平和的な方法で一方的に現状を変更することはできません。私は就任以来、台湾政府の立場を堅持し、現