「約2割が“クラウド版BYOD(私物デバイス活用)”、すなわち個人契約クラウドサービスの業務利用を行なっている」「7割の会社が個人契約クラウドサービスの業務利用の可否を明確に決めていない」。ITproが実施したアンケート調査で、このような実態が判明した。 アンケートは、2月15日から22日にかけて実施した。有効回答数は435。まず最初の質問、「あなたは、個人として契約しているクラウドサービスを仕事に利用していますか?」という質問に対しては、22.2%が「はい」と回答した。「いいえ」は77.7%(図1)。今回想定しているクラウドサービスとは、Webメールやスケジューラ、オンラインドキュメント管理、タスク管理/TODO管理、名刺管理、SNS、オンライン画像・写真管理などだ。 次に、最初の質問で「はい」と回答した97人を対象に、「仕事に利用しているのは、どのようなデバイスですか?」を複数回答で聞