WBCブラジル代表が精をつけて、今日2日の日本戦に挑む。開幕戦を翌日に控えた1日、福岡工大の室内練習場で全体練習を行った。そこに現れた1人の来客が、サンバのリズムを最高潮に高めた。左手にぶら下げた白い紙袋には「うなぎパイ」の文字。「これはお土産です。頑張ってほしいので」。流ちょうな日本語で話すのはフェリペ・ナテル投手。社会人チーム・ヤマハ所属の23歳右腕だ。 ブラジル代表関係者によれば、当初は最速149キロの速球を武器に代表入りを確実視されていた逸材。肘を骨折してWBC行きを逃すも、どうしても仲間に直接エールを送りたかったようだ。野球部グラウンドがある静岡県から遠路はるばる福岡へ。静岡・浜名湖の名産、「夜のお菓子」うなぎパイに思いを込めた。 仲間の友情を受け止め、日本戦に先発する右腕フェルナンデスは気合十分。「日本戦を任されて、うれしい。すごい打者ばかりだけど、思い切ってやりたい」。09年
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