安倍首相、滋賀知事選敗北で「安全運転」=持論固執の場面も−衆院予算委 集団的自衛権の行使容認に関する閣議決定後、初めての国会論戦となった14日の衆院予算委員会。安倍晋三首相は、限定的な行使容認を強調するなど、丁寧な答弁に努めた。13日の滋賀県知事選では、集団的自衛権容認が逆風となり敗北を喫したため、「安全運転」に終始する姿勢が目立った。 民共生は追及、次み賛意=野党乱れ、橋下系と結いにずれ 「集団的自衛権の議論が影響していないと言うつもりは毛頭ない」。首相は、滋賀県知事選の敗因をただす民主党の海江田万里代表に対し、集団的自衛権の容認が響いたことを認めた。 知事選では、自民、公明両党の推薦候補が元民主党衆院議員に敗れ、与党内からは「相次いだセクハラやじに加えて、集団的自衛権への世論の理解が得られていなかった」(公明党幹部)との声が漏れる。 このため、首相は14日の審議では、各国並みの集