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  • 緒方林太郎『IR法(経緯)』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 IR法をめぐっての色々な動きについてはあまり明らかにする事はしないようにと思っておりましたが、さすがにこういう事を言われてしまうと事情を説明せざるを得ません。IR審議をした内閣委員会で、現場の野党筆頭理事を仰せつかっていた事からほぼすべての事実関係を知っています。 まず、今国会の流れについて説明します。第1回の内閣委員会(10/14)では閣僚の所信+人事院勧告の報告を受けました。そして、第2回(10/19)、第3回(10/21)の委員会で閣僚所信に対する質疑をしています。その後、第4回(10/26)に政府提出の宇宙関係2法の審議をして、我が方も賛成の上可決しています。その後、第5回(10/28)は一般質疑をやって、第6回(11/2)は政

    緒方林太郎『IR法(経緯)』
  • 緒方林太郎『安保法制の論点(その2、海外派兵)』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 第二回目は海外派兵についてです。これも極めて変な論理展開を政府はしています。 海外派兵については定義的に「武力行使の目的をもって武装した部隊を他国の領土、領海、領空に派遣するいわゆる海外派兵は、一般に自衛のための必要最小限度を超えるものであり、憲法上許されない。」となっています。 これは個別的自衛権であれば、読んでみてスッと入ってくるはずです。我が国に武力攻撃が生じたときであったとしても、なかなか他国の領土、領空、領海まで出ていくことはそうそうあり得ないでしょう。あり得るとしたら、日に向かってどんどんミサイルを打っている策源地を攻撃しないとダメな場合くらいでしょう(これは従来見解でも認めています。)。 しかし、「我が国と密接な関係にあ

    緒方林太郎『安保法制の論点(その2、海外派兵)』
  • 緒方林太郎『安保法制の論点(その1、存立危機事態)』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 衆議院の平和安全特別委員会は終わりました。採決は不意でした。たしかに100時間を超える審議時間でしたが、十分に問題点が解明されたとは思いません。あれだけ急ぐのは60日ルールを確保したいという事に加え、やればやるほどボロが出るという思惑もあったでしょう。ただ、手続き的には参議院での議論に移っていきます。 ということで、自分自身が何を考えていたかについて、論点毎にクールヘッドで書いていきます。 まずは一番盛り上がったと思われる存立危機事態について思いを書いていこうと思います。 これまでは個別的自衛権の発動要件は「我が国に対する武力攻撃が発生したこと」でしたが、今回、新たに「我が国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生し、これにより我

    緒方林太郎『安保法制の論点(その1、存立危機事態)』
  • 緒方林太郎『平和安全特質問(歴史認識、南シナ海、重要影響事態)』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 久しぶりのエントリーになります。サボっていたつもりはないのですが、平和安全特オンリーの日々でして、なかなか書きにくかったということがあります。 昨日、平和安全特別委員会で4度目の質疑に立ちました(映像、Windows Media Player)。 冒頭、山谷海洋政策担当相に対して、歴史認識について聞きました。今回の安保法制は、これまでよりも海外自衛隊派遣を行うことになり、場合によっては交戦時の現場、周辺にも出ていきます。そういう中、先の大戦に対してどういう認識を持っているのかというのはとても重要だということで、その辺りの認識が曖昧な山谷大臣に伺いました。 私の考えを述べておきますと、先の大戦は国策を誤った侵略戦争であったと思っています

    緒方林太郎『平和安全特質問(歴史認識、南シナ海、重要影響事態)』
    despair0906
    despair0906 2015/07/02
    『私が今回の法律を見ていて「あれっ」と思ったのは、現在の南シナ海において警戒監視活動をする米艦戦に対する給油活動がメニューに入っていないのです。』
  • 緒方林太郎『質問主意書及び答弁(その31:「全体として」)』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 村山談話、河野談話について、「全体として受け入れる」という表現なので、では法令上「全体として」という表現を含むものから、その意味を突いて行こうと思いまして、質問主意書を出しておりました。答弁が既に返ってきておりますので、併せご紹介いたします。 (なお、この主意書はそれだけを読むと「こいつはバカではないか?」と思えるはずです。ただ、それなりに思いがあってやっているわけです。) 【質問(下線部は緒方が付したもの)】 一.次の法律における「全体として」について、それぞれの解釈如何。 (一) 海洋基法第六条 海洋の管理は、海洋資源、海洋環境、海上交通、海洋の安全等の海洋に関する諸問題が相互に密接な関連を有し、及び全体として検討される必要がある

    緒方林太郎『質問主意書及び答弁(その31:「全体として」)』
    despair0906
    despair0906 2015/05/18
    『「全体として受け入れている」というのは、受け入れているものもあるけど、受け入れていないものもある、それを踏まえ、全体として受け入れているというふうに考えることが普通』
  • 緒方林太郎『外務委員会質問(経済連携、TPP等)』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 水曜日09:30-10:00外務委員会で質問しました。日モンゴル経済連携協定、WTO貿易円滑化協定等4条約の審議でした。映像(ココ)は、Windows MediaPlayerです。 冒頭から暫くは「自由貿易協定講座」みたいなものでして、FTA、EPA、TPPを理解する基礎が分かるように出来ています。大体、こんな感じの問題意識を持ちながらのやり取りです。どちらかといえば、お役所の方に好評な質疑でした。 - 来、世界の貿易ルールは、GATT第1条の最恵国待遇(ある国に関税を下げたらすべての国に下げる)。 - 何故、特定の国に関税を下げる経済連携が認められるかといえば、それはGATT24条の規定で自由貿易協定が認められているから。それはFT

    緒方林太郎『外務委員会質問(経済連携、TPP等)』
    despair0906
    despair0906 2015/05/18
    城内副大臣ペーパー『TPPについて「賛成から反対」に回った人は多いですが、逆に「反対から賛成」に変わった人はほとんどいないといってよいでしょう。それがTPPの真実です!』という記述が渋い
  • 緒方林太郎『質問主意書(その25:「八紘一宇」)』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 あまりこういう内容のものは好きではありませんが、気になったので主意書にしました。 【質問】 昭和五十八年一月二十九日の参議院会議において、中曽根康弘内閣総理大臣が以下のように答弁している。 「(略)日の場合について、アメリカとの関係、あるいはヨーロッパとの関係、自由世界との関係を調整するということが第一に重要なことでもございましたから、いままでここでいろいろ御説明申し上げましたような関係に立った発言もしておる。要するに孤立化を防ぐ、一番大事な仕事である。世界の常識の線を日も歩んでいく必要があると。戦争前は八紘一宇ということで、日は日独自の地位を占めようという独善性を持った、日だけが例外の国になり得ると思った、それが失敗のもと

    緒方林太郎『質問主意書(その25:「八紘一宇」)』
    despair0906
    despair0906 2015/05/18
    『世の中にはどんな物事でも、それ単体で見れば美しいことであっても、歴史的文脈に置いてみたら不適切になってしまうことがあります。「八紘一宇」というのは、そういう言葉だと思います。』
  • 緒方林太郎『言論の自由』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 与党が報道各社に「報道の中立性」をかなり詳細に亘って求める文書を出しました。一般的な要求ではなく、かなり細々としています。 これは絶対にダメです。産経のソウル支局長への韓国当局の対応が許せないのと同様に、件は許せません。 言論の自由で怖いのは、リアルな弾圧もそうですが、抑止効果、萎縮効果の方が見えにくいだけに深刻です。政権の意向を忖度するようになることが怖いのです。テレビは電波の配分等を通じた規制産業ですから尚更です。 NHK会長、経営委員を巡る件も、件も同じですが、現政権はこの抑止、萎縮ということを軽視しているように見えます。仮に意識的にやっているのであれば怖いですし、意識していないのであれば、それは別の意味で(あまりに能天気で)

    緒方林太郎『言論の自由』
    despair0906
    despair0906 2014/11/28
    “あれだけ、外交安全保障の分野で抑止力を強調する政権ですから、言論の自由における抑止力がどう作用するかは御理解いただけると思うのです。”
  • 緒方林太郎『ケーキの切り分け方』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 障害者について、個人的に特別な思いがあります。それは恐らく小学校時代、私の行っていた北九州市立萩原小学校に「はぎわら学級」という特別学級があったからだと思います。普通の環境の中で、障害を持っている方と接した経験は今の今までとても貴重なものとなっています。 (私はその観点から、「障害者が学校やクラスで一緒になると勉学に支障が出る。」的なことを言う方に極めて批判的です。自分の経験から「そんなもので支障が出るような学業なんか絶対にない。」と心から思います。逆に、大学時代、有名私立小学校出身の同級生で障害者をネタに笑いを取る同級生がいました。純粋培養なのかもしれませんが、そういう人間に育つことを良しとは絶対にしません。) なので、私は時折北九州

    緒方林太郎『ケーキの切り分け方』
  • 緒方林太郎『家賃補助とデカップリング』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 いわゆる「まちづくり」に関与している方と話していて、「まちづくりの方策として、家賃補助は止めた方がいい。」というご指摘を頂きました。たしか、藻谷浩介氏もこういう主張をしておられました。かねてから私も思っている事なので、(ちょっと書きにくいですけど)一文書き残しておきます。 色々な「まちづくり」関係の施策の中で、よく出て来るのが「家賃補助」。オフィスや店舗を安く借りられるようにするため、家賃の一部を公的補助するという政策です。「来」坪1万円の所を、5000円公的補助をして、坪5000円で借りられるようにするというようなイメージです。貸したい人は「来」の価格で貸せるし、借りる人は「来」の価格であれば無理だけど借りられるようになる、皆、

    緒方林太郎『家賃補助とデカップリング』
  • 緒方林太郎『「知り得た状態」と「知る状態」との乖離』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 あれは21年前の1993年7月、外務省の試験の二次試験、憲法の口頭試問で時の事でした。憲法学の大家である芦部信喜教授を前に、私は何を聞かれても何一つロクな回答が出来ず、「困ったなあ」と思っていました。 その時、何故か直前の刑法か何かの授業で聞いた「法律の効力の発生時」の話になり、私はそのままこの話をしました。芦部教授から「そうですね。」と言われて、何となく場が和んだのを思い出します。ともかく私はそれ以外の国際法でも、経済原論でも苦笑いをして誤魔化している時間が長かったので、特に印象的な思い出です。 日の法令では「いつ知り得たか」ということにとても意を用います。それは上記で引用した最高裁判決のような発想が原点にあるからです。「当に知っ

    緒方林太郎『「知り得た状態」と「知る状態」との乖離』
    despair0906
    despair0906 2014/09/27
    “日本の制度の作り方というのは「裁判になった時勝てるかどうか。」という発想がかなり前面に来ます。”
  • 緒方林太郎『志の違い』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 先のエントリーで、「企業団体献金」について書きました。 何故、止められなかったかというと、簡単な事でして「貰っている人がいた」ということと「もっと貰いたいと思った人がいた」ということです。たしかに廃止してしまえば痛手になる方もいたでしょうが(私はなりませんでした)、政局論的に言えば、自由民主党の方が痛手だったでしょう。「肉を切らせて骨を断つ」といった発想にすらなりませんでした。 ちょっと話が飛びますが、私は今よく「何故、民主党を目指したのですか?」と聞かれます。当によく聞かれます。私の答えは「自由民主党の良くない慣行を止めさせたい、と思ったからです。その青雲の志自体は(政党所属云々にかかわらず)変わっていません。」とまず答えるようにし

    緒方林太郎『志の違い』
  • 緒方林太郎『企業献金』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 経団連が自由民主党に対する企業献金の再開を決めました。 私は企業・団体献金について、このようなエントリーを初当選前に書いたことがあります(1、2)。西松事件直後、かなり叩かれていた時期のエントリーなのでかなりの純化路線だなと、今更ながら思います。 引用したエントリーにもある通り、現在の企業献金に関する最高裁判例というのは「八幡製鐵事件」というものでして、その内容としては「会社による政治資金の寄附は、客観的、抽象的に観察して、会社の社会的役割を果たすためになされたものと認められるかぎりにおいては、会社の定款所定の目的の範囲内の行為である。憲法上は公共の福祉に反しないかぎり、会社といえども政治資金の寄附の自由を有する。」ということです。 と

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  • 緒方林太郎『フランス版ハーレクイン・ロマンス』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 いや、これは面白い、オランド・フランス大統領の私生活をめぐるゴタゴタです。そんじょそこらのドラマなど全く敵わないくらいのドタバタぶりです。 元々、オランド氏は、2007年大統領選挙社会党候補のセゴレーヌ・ロワイヤル現環境相とパートナー関係に長らくありました(子供が3人)。その後、ロワイヤル氏と別離の後、雑誌記者のヴァレリー・トリエルヴェレール女史とパートナー関係にありました。なお、ロワイヤル・トリエルヴェレールの関係は極めて悪かったです。地方自治体選挙で、トリエルヴェレール(既にファーストレディー)がロワイヤルの対立候補を支持するツィートをして、その選挙ではロワイヤルが負けたということもありました。 そんな中、今年1月、ゴシップ雑誌の「

    緒方林太郎『フランス版ハーレクイン・ロマンス』
  • 緒方林太郎『日本人と外国人』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 柔道の世界選手権、日は大活躍でした。その中でも、外国籍の親を持つ方が目立ったことに気付いた方も多いと思います。七戸龍さん、ヌンイラ華蓮さん、ベイカー茉秋さんです。よく誤解があるのですが、これらの方々は日人です。どうも、ベイカーさんは(国籍選択年齢に到達していないので)現時点では二重国籍のようですけども、日人であることは間違いないことです。 柔道のみならず、既に大活躍しておられるダルヴィッシュさんを見ても分かるように、これからどんどん「多様な」日人のあり方が増えてくるでしょう。 その中で、どうしても日が克服していかなくてはならないことがあります。それは、にしゃんたさんのこのブログ 、植野行雄さんのこの発言 のようなケースです。に

    緒方林太郎『日本人と外国人』
    despair0906
    despair0906 2014/09/07
    “「外国系日本人の方と普通に接すること」、「日系外国籍の方に、根拠のない期待感を抱かないこと」、これからの日本人に求められることだと思います。”
  • 緒方林太郎『「努力」』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 「努力すれば事は叶う」、とても良い言葉ですし、そういう世の中でありたいと思います。ただ、この「努力」、私が見ている限り、時折とても危険な方向に走ることがあります。 最近、この を書店で見つけました。典型的な「スーパー努力」の人であり、立派だと思います。ただ、私が思うに、こんな努力を出来る人自体がそうそういないのです。私みたいに注意力散漫な人間には、とても一日19時間も勉強することは無理です。 必ずしも恵まれていない環境から、人並みならぬ努力で物事を成した方が陥りがちな罠があります。それは「他人にも同じことを求める」ということです。論理思考としては、①私はこれだけの努力をした、②そしてこれだけの事が実現できた、③私みたいな人間でも出来た

    緒方林太郎『「努力」』
    despair0906
    despair0906 2014/09/03
    “ 「努力」、貴いことです。ただ、それにも色々な態様があって、一律にそれを求めることはむしろ過酷な社会を招来する、と最近よく思います。”
  • 緒方林太郎『ある「聖域」』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 あまり注目をされない新聞記事でしたが、こんな記事 が目を引きました。社団法人日展のHPに出ていたこのプレスリリース のことです。 経緯を書くと、昨年秋に朝日新聞が「日展書道、入選を事前配分、09年『篆刻』、有力会派で独占」というスクープを打ちました(ココ )。何かというと、日有数の芸術展である日展の入選作を決めるに際し、書道分野で「天の声」があったという内容でした。「天の声」を発したとされるのは、日展顧問で日芸術院会員の方と報じられていました。 これを受けて、日展は第三者委員会を設置して調査をしました。調査書 によれば、「事前配分があった」という事実を認定して、再発防止策等の提案がなされています。更に、書道以外でも同種の事例がなかっ

    緒方林太郎『ある「聖域」』
    despair0906
    despair0906 2014/07/14
    日展のものすごい雑な天の声疑惑全否定プレスリリースについて
  • 緒方林太郎『解釈一部見直しに関する「覚悟」』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 憲法解釈の一部見直しが行われました。その内容については、これまでも何度もブログに書いてきたので細かくは書きません(私は必要最小限度の「自衛権」は認められるべきとの立場です。集団的、個別的の区分は生産的だとは思いません。)。 今日は憲法解釈の一部見直しについては、憲法論の観点からも相当程度の覚悟が必要であるということについて書きたいと思います。 憲法解釈の一部見直しについては、先の国会で藤末健三参議院議員の質問主意書のやり取りがとても参考になります(質問 、答弁 )。そして、答弁で引用されている島聡衆議院議員(当時)の質問主意書のやり取りがとても重要です(質問 、答弁 )。特に島聡議員への答弁書は、憲法の解釈一部見直しについて事例を踏まえ

    緒方林太郎『解釈一部見直しに関する「覚悟」』
    despair0906
    despair0906 2014/07/04
    “憲法のすべての規定、例えば国民主権、基本的人権、信教の自由、政教分離の規定は、上記答弁の考え方に沿う限りにおいて解釈変更は可能か。” これだれかほんとに質問して欲しいなぁ
  • 緒方林太郎『【報告】第一次公認』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 あまりこのブログでは自分のことは書かないようにしているのですが、30日に発表された民主党次期衆議院選挙候補者第一次公認の中に入っていました。素直にありがたいことです。 今は地元を淡々と回る毎日です。あまり派手なことはせずに、ひたすら地道にやっています。それが次のチャレンジに向けて良い方向に行っているのか、そうでないのかは当の人には分かりません。 浪人してから、現職時代に気付かなかったことをたくさん発見しました。今、改めて思うのは「この時期は自分に必要である。」ということです。元々が結構な運命論者でして、「そもそも、自分はこうなるようになっていた。」というふうに思っています。二度、三度はやりたくないですが、この時期が色々と大きなプラスに

    緒方林太郎『【報告】第一次公認』
    despair0906
    despair0906 2013/11/11
    緒方さん第一次公認されたんか
  • 緒方林太郎『ミクロとマクロの狭間』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 TPPとは別枠で行われる日米の二国間交渉が行われました。あまり情報が流れては来ないので何とも言えませんけど、一つ気になったのは、日側からアメリカに求めたものが少なかったという内容の報道でした。この二国間交渉に関する、両国の前提となる大使間のレター では、自動車についてはアメリカが日の制度について懸念を表明して、それに対する対応を検討する場ということになっていますが、それ以外の非関税措置についてはそういう一方的な表現にはなっていません。 以前、同僚であった福島伸享前議員がとても面白いことを言っていました。私の理解するところでは、「日の経済界はこういう他国の制度について、あまり政府に対して制度改善を求めることをしない。それは『どうせ、

    緒方林太郎『ミクロとマクロの狭間』
    despair0906
    despair0906 2013/08/14
    経済界は「TPP推進」ではあるけども、そこから細かく何を取りにいくのかということについては、政府へのインプットが少し弱いような気がします。