過去の闘争記録や資料などが散乱するテント内部=20日午前8時半ごろ、名護市辺野古 【名護】海上基地建設反対を訴える座り込みの拠点となっている名護市辺野古のテント村で20日午前、何者かによって平和を訴える看板が壊され、これまでの活動を示す資料や全国から贈られた折り鶴などが引きちぎられているのが見つかった。 同日午前7時50分、現場を確認したヘリ基地反対協議会の安次富浩共同代表は「こんなことは初めてだ。折り鶴には子どもたちの平和を願う思いが込められており、その善意も踏みにじる行為だ」と憤った。 テント村は、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に向けたボウリング調査の阻止や海上基地建設反対を訴える拠点となっており、座り込み行動はこの日で3715日を迎えている。 【琉球新報電子版】
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