レッドブルF1は、2022年シーズンの新しいエンジンオプションを探しており、モータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、開発の凍結なしにホンダのF1エンジンを継続するオプションは実行可能ではないと繰り返した。 ホンダが2021年限りでF1から撤退することで、レッドブルF1は2020年からエンジンがない状況に陥った。レッドブルF1の“プランA”は、2021年を最後にF1から撤退するホンダF1の技術と運用の知的財産権を引き継ぐことだが、そのためにはエンジンの開発凍結が必要であり、それが実現しなければF1撤退も辞さないとの姿勢を見せている。 FIA(国際自動車連盟)のジャン・トッド会長は、エンジンの“凍結”交渉の進捗状況について「5月にレッドブルは、ホンダがF1から撤退することになっても、開発はいかなる状況でも凍結するべきではないと我々に言っていた。今、彼らは反対のことを望んでいる