レッドブルのあまりの強さに、このままではF1人気が低下してしまうのではないかと危惧の声が出始めているのも昨年同様だ。 また、レッドブルのライバルたちがその差を縮められないことから、2022年に導入されたF1のレギュレーションが期待されたスペクタクルを提供できていないのではないかという疑問も投げかけられているが、メルセデスのトト・ウルフ代表はそうは考えていない。 そして、レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表が2015年にFIAにレギュレーションを変更してメルセデスを後退させるよう求めたのと同じ道を追求するのは間違いだと主張した。 当時ホーナー代表は、次のように語った。 「メルセデスは素晴らしい仕事をしている」 「彼らはいいマシンと素晴らしいエンジンを持っているし、2人のとてもいいドライバーもいる」 「問題はその差があまりに大きすぎて、3クラスのレースになってしまうことだ。それはF1にとって