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社会に関するdh_SPQRのブックマーク (24)

  • 痩我慢合戦 - 内田樹の研究室

    麻生内閣の支持率が11%まで落ちたと毎日新聞が報じている。 でも、首相は恋々として政権にしがみついている。 恋々というのも正確ではない。 おそらく、「やめどき」を逸したせいで、やめようがなくなって、困惑し果てているのだろう。 舞台に出たはいいが、退場のきっかけがわからず、観客から「ひっこめ」とトマトとかバナナの皮とか投げつけられてるのだけれど「ひっこむタイミングがわかんないんです」と半べそをかいているへぼ役者のようである。 気の毒である。 政治家の出処進退はまことにむずかしい。 「行蔵は我に存す。毀誉は他人の主張」 これは勝海舟の言葉である。 出処進退の決定については私には私なりの基準がある。それは公言して、他人の承認を求める筋のものでもない。毀誉褒貶は所詮他人ごとである。オレは知らんよ。 もちろん勝海舟だって、できることなら「勝先生は実に出処進退が鮮やかですなあ」とほめられたかった。 で

  • 今の資本主義はもう、やめてくれ:日経ビジネスオンライン

    2009年3月期決算での最終赤字を発表したトヨタ自動車を皮切りに、ソニー、パナソニック、シャープ、東芝など日を代表する企業が最終赤字や営業赤字に転落しようとしている。実体経済に痛撃を与えた金融危機。これまで繁栄を謳歌したグローバル資主義経済の1つの転換点と言って過言ではない。 私たちの想像を超える深度で進む危機。一定の周期で訪れるバブルが破裂しただけなのか、それとも既存の社会・経済システムが激変する地殻変動の兆候なのか――。その解を探るには、全く異なるレンズを通して今を眺めることも重要なのではないか。数千年のスパンで文明の盛衰を見つめる環境考古学者に聞いた。(聞き手は、日経ビジネス オンライン記者 篠原匡) ―― 数千年のスパンで人間社会を見つめている考古学者が今の金融危機をどう見ているのか。今日はそれを聞きたいと思ってきました。題に入る前に、安田教授が唱える「環境考古学」とはどのよ

    今の資本主義はもう、やめてくれ:日経ビジネスオンライン
  • 水は低いところに流れる - レジデント初期研修用資料

    「顧客の声に耳傾けるのは大切」なんて言われるけれど、耳を傾けたその瞬間から、何か大切なものが劣化する。 小児医療無料化のこと 「医療費はタダがいいよね」なんて「顧客」の声が、小児医療の無料化を実現した。 これから大変になる、らしい。 自分たち、それでもまだ部外者でいられる内科や外科は、この問題を「数」の問題と考えていた。 無料化して、外来に人が殺到して、ただでさえ少ない小児科医が疲弊して、系全体を巻き込んで潰れる情景。 小児科の先生に言わせると、無料化で問題になるのは、むしろ「質」、患者さん側からみたときの、 医師の価値がゼロになることなんだという。 無料になっても、大多数の患者さんは、やっぱり病気にならないと病院には来ないし、みんな忙しい。 無料化すると、夕方の外来はたしかに混雑するらしいのだけれど、それはまだ、覚悟ができていれば何とかなるのだと。 問題なのはむしろ、小児科医療が、患者さ

  • Twisted Navel - 内田樹の研究室

    久しぶりのオフなので、家で仕事。 PHPのインタビュー原稿を仕上げて送稿。AERAの原稿を仕上げて送稿。続いて、レヴィナス『困難な自由』の三校。日がとっぷり暮れた頃にようやく終わる。 これでおしまい。 ゲラの奥付を見ると、7月15日発行となっている。 ずいぶん遅れてしまったものである(ひとごとではない)。 それでも、秋にはになるはずである。 改訳の作業を始めてから10年かかったことになる。 日経新聞から八王子で起きた無差別殺人事件についてのコメントを求める電話がかかってくる。 繰り返し書いているとおり、このような「コピー・キャットによる無差別殺人」は質的にメディア・オリエンテッドな犯罪であり、「メディアが大きく取り上げる」ことそのものが犯行の目的の一部をなしている。 だから、メディアがこの事件を大きく取り上げ、「識者のコメント」などで事件の原因や背景やらを論じ立てることそれ自体が事後従

  • みんなの意見で社会が滅ぶ - レジデント初期研修用資料

    うちの地域でも、中学生以下の小児医療が無料になる。来年あたりから決まりになるみたいで、 まだかろうじて生き残っている、小児救急やってる先生がたは、今からもう「終わった」とか言ってる。 夜間の小児科外来は、来る子供のうち9割以上は「軽症」。たいていの子供さんは、 日中の小児科外来が開くまで待っても、大きな問題は生じない。 今はそれでも、「時間外」であることが、わずかながら抑止力にはなっているけれど、 これが「無料」になってしまうと、もう歯止めがかからない。 黒幕はいない たぶん、議員も役所もそんなに馬鹿じゃないから、無料になったら患者が殺到して、 現場が疲弊して、病院が潰れることぐらい、容易に想像できるはず。 「無料化」を推し進める人は、たぶんそうなることを分かっているんだろうけれど、 多数決の原則は、その流れを止められない。 選挙は公約の争い。 誰かが「小児科医療無料化」を打ち出したら、

  • 昨日の昼間テレビをつけたら教育テレビでサイバラが泣いてた - *mohri++

    ビックリしてたらもう番組は大半終わっててまとめの部分しか見れなかったんだけど、どうやらアルコール依存症の家族の苦しみについて語っていたようで、つまり鴨ちゃんの話をしていた。ETVの「福祉ネットワーク」という地味な番組だった。同じ苦しみを抱える人たちに自分の体験が少しでも役に立てばと語っていたけど、こういう地味な番組に出てじっくりと話をしているところに気度がでているようにおもう。 禁酒を誓っても誓っても酒が手放せなかった鴨志田さんを、西原さんは「怠け者」と責め続けた。治療の必要な病「アルコール依存症」と気づいたのは、家庭が崩壊した後だったという。病気にたいする正しい知識があれば、もっとできたことがあったかもしれない、西原さんは、鴨志田さんの死後もずっと考え続けてきた。 “アルコール依存症”の夫と向きあった日々の思いや、鴨志田さんが死の間際、西原さんに言った「子どもを傷つけずにすんだ。人とし

    昨日の昼間テレビをつけたら教育テレビでサイバラが泣いてた - *mohri++
  • 格差社会論(再録) (内田樹の研究室)

    今回の秋葉原の事件に「格差社会下層」に自分を「格付け」するという「物語」が深く関与していることにはどなたも異論がないだろう。 私は以前そのような「物語」が瀰漫することに、とりわけそれが「政治的に正しい」説明原理として称揚されることについてその危険を指摘したことがある。 『神奈川大学評論』という大学紀要に寄稿したものであるので、大学関係者以外には読まれた方はほとんどおられないであろうから、ここに再録する。 2007年の9月に書かれたものである。 この論考のせいで私は「保守系リベラル」「中道右派」とカテゴライズされることになった(ウィキペディアにはそう書いてある)。 ここに書かれたことのどこが「中道」なのか、どこが「保守」なのか、私にはよくわからないが。 善意の格差論のもたらす害について 内田樹 「格差」という語はそれ自体では価値中立的なものであるが、現在のメディアではこの語は中立的なものとし

  • 分断される人々

    秋葉原の通り魔事件。僕もいくつか関連するエントリを書いたし、これ以上書くことは「この機に乗じて騒いでるだけだろ」と言われてしまうかもしれません。しかし、少なくとも以下のエントリだけは絶対に読んでおくべきだと感じました: ■ 【秋葉原無差別殺傷】人間までカンバン方式 - 何かごにょごにょ言ってます あの犯人がどんな状況に置かれていたのか、絶望感が想像できるようなエントリです。いくつか非常に重要なことが書かれていると思いますが、ここでは以下の1点だけを指摘させて下さい: だが、そもそも犯人の環境は、他者と関われないシステムとして存在している。 見知らぬ土地に連れて来られ、社員からは顔を覚えてもらえず、あたかも部品の一部として明日の生活を奪われる。俺はボルトじゃねえ。 派遣同士のつながりというのはどれほどあったのかは分からないが、(ニュースを見ていると同僚同士多少はコミュニケーションがあったよう

  • 日本ブランド - 債券・株・為替 中年金融マン ぐっちーさんの金持ちまっしぐら 

    世界中の人々から見て「日ブランド」といったとき何を思い浮かべるか?? トヨタとかソニーとかキャノンとか出てくると思うかもしれませんが、アメリカ辺りだとソニーはアメリカの会社だと思っている人がたくさんいますのでそうはなりません。 私の知る限り、彼らが日ブランドと呼ぶ、或いは日の力の源泉だ、と思っているポイントは「正確さ+お金に惑わされない正直さ」に尽きると思います。トヨタにしてもキャノンにしてもその日人の力が製品に反映されているのです。 その意味で今回の吉兆の使いまわし事件はまさに日ブランドを危機に陥れる一大事件だと考えていいと思います。携帯の電池が爆発するよりはるかに深刻な問題なのです。 よく、日は労働生産性が悪い、効率が悪い国だと批判されますね。OECDの統計などでも労働生産性が15位とかだったりする。でもちょっと待って欲しいんですよ。それ、お金に現れるものだけで量っている訳

    日本ブランド - 債券・株・為替 中年金融マン ぐっちーさんの金持ちまっしぐら 
  • 福田政権の無為と女性的資本主義について (内田樹の研究室)

    久しぶりのお休みなので、9時まで朝寝をする。 玄米を炊いて、納豆と卵と若布の味噌汁と昆布で朝ご飯。 洗濯をしてから、推薦入学者のレポートを読んで添削してゆく。 面白い仕事ではあるのだが、数が多いのでたいへんである。 気がつくともう昼過ぎ。 日は取材が二件あるので、あわてて部屋を片付ける。 2時からSightの取材。 お題は「福田政治の中間報告」。 どうして私のようなシロートにそのようなことを訊きにわざわざ東京からお越しになるのか、その意図がはかりしれぬが、とりあえず思いついたことをお話しする。 前にも書いたが、福田康夫は安部晋三の「暴走」にブレーキをかけるという政治史的要請に応えて登場したわけである。だから、その責務が「政治過程の停滞・政策の非決定・拱手傍観」であるのは理の当然であり、その点で福田首相はたいへんよくその負託に応えてお仕事をされているのではないかという感想を述べる。 メディ

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  • まとめ まんがで学ぶ格差社会問題 新作追加|崖っぷちなオイラが覗いたビジネスフロント最前線・・・元コンビニ店長がクイブチを探すBlog

    15年間のコンビニ店長職ですっかりリテール分野のゼネラリストに、こんなオイラはベンチャー系の営業職を皮切りに次々と全力TRY中!「天下取り」いきますよ。 「2ch発わかりやすい雇用問題」改め「まんがで学ぶ格差社会問題」ってことでまとめてみました。 第1弾 フリーザ様に学ぶフリーター問題 http://mo2.dw.land.to/neet03.jpg 第2弾 セルゲームに学ぶ「再チャレンジ支援税制 http://mo2.dw.land.to/neet01.jpg 第3弾 孫一家に学ぶ「就職氷河期」問題 http://mo2.dw.land.to/neet02.jpg 第4弾 三井寿に学ぶ派遣社員問題 http://mo2.dw.land.to/neet04.jpg 第5弾 戸愚呂面接官に学ぶ中途採用基準 http://mo2.dw.land.to/neet05.jpg 第6弾 仙水忍に学ぶ

    まとめ まんがで学ぶ格差社会問題 新作追加|崖っぷちなオイラが覗いたビジネスフロント最前線・・・元コンビニ店長がクイブチを探すBlog
  • 情報社会は監視社会である: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 当にそのとおりだと思っていたんですけど、こうはっきり書かれると唸りますね。 情報社会は必然的に監視社会であって、新たなテクノロジーに強く依存する。だが、それに加えて、監視社会とは、統合された情報インフラのおかげで、社会生活の各部門に監視が浸透するという意味でもあるのだ。国家による監視が支配的であるどころか、監視は今や、労働の現場や消費の場面にも同様に見出される。 それどころか、監視は今や、個人が利用するブログやSNSRSSリーダーにも同様に見出される。このが書かれた2001年からさらに進化したテクノロジーによって監視の問題はさらに社会に浸透しているのだといってよいのではないかと思います。 監視の2面性監視というと、どうしてもネガティブな面ばかりを思い浮かべてしまいます

  • 無邪気にやってくる監視社会と失われた感受性 - 雑種路線でいこう

    RFIDで子供の交友関係を把握しようという発想に触れて思い出したのは,かれこれ6年近く前に雑誌の取材で『社長失格』の板倉氏をインタビューした時,携帯電話の位置特定技術の話題で,ハイパーネットの倒産後にドコモへと移った元役員を引き合いに「あいつは絶対に俺の彼女を知っている」と力説されたことだ.ドコモほどの大企業で,業務上の理由なくデリケートな記録にアクセスできるとは思えず,一方で新しい技術がそういった不安を惹起すること自体には強く関心を持った. 携帯電話を持ち出すまでもなく,最近ならmixi等のSNSでリンク関係の変遷をみていれば,誰と誰がくっついた離れたといったことはある程度は捕捉できる.RFIDだけでなく,例えば地域SNSならぬ学校SNSっぽいシステムが遠からず普及して,リンクやメッセージ流量の推移を先生が見守るなんて時代が来ないとも限らない.けれども一方で思うのは,そうやってRFIDな

    無邪気にやってくる監視社会と失われた感受性 - 雑種路線でいこう
  • 責任転嫁の時代 - 雑種路線でいこう

    今朝,停電の影響で通勤に使った小田急線が数分遅れたのだが,新宿駅ではわざわざ「東京電力によります停電の影響で」とアナウンスしていた.相変わらず復旧しているのかしていないのか分からない楽天は「弊社がサーバーの構築を委託している伊藤忠テクノサイエンス社のオペレーションにて」データが破損したとアナウンスしていた. どちらも実際その通りなんだろうし,世の中が便利になると同時に複雑な相互依存性が生じ,個々のエンティティが責任を取れないようなトラブルが増えているのかも知れない.とはいえ客としては小田急が電気をどこから買っているのかとか,楽天がどこにサーバー構築を依頼しているかなんてどうでもいいのである. 両社とも自分たちも被害者ですといいたいのかも知れないが,因果というのは辿り始めると限りないものだし,商売の付き合いで一緒に再発防止策を考える場であれば原因の所在を明らかにすることも重要だけれども,楽天

    責任転嫁の時代 - 雑種路線でいこう
  • ふぉーりん・あとにーの憂鬱: インサイダーとネット社会?

    Warning: include() [function.include]: http:// wrapper is disabled in the server configuration by allow_url_include=0 in /home/users/1/lolipop.jp-dp08063743/web/fallin_attorney/archives/2006/06/08-002054.php on line 89 Warning: include(http://WWW.ny47th.COM/fallin_attorney/archives/2006/06/entry480-body.php) [function.include]: failed to open stream: no suitable wrapper could be found in /home/use

  • アマノイワトと流しそうめん

    昨日の続きっぽいのだが、日米での中途採用の感じについて。 日の新興ベンチャーだと、これはと思う人材を大企業から引き抜いてこようというときには、三顧の礼で手を変え品を変えお願いし続けて数年がかりで呼び込んでくる、という感じになる。 一方、シリコンバレーは3-4年でどんどん転職するのが普通の場所。一つの転職に時間をかけるのは無駄。よって、次から次へと登場する候補者をどんどん面接して評価して、よさそうな人はさくっと取らないと、別の会社に行かれてしまう。 つまり、日の中途採用は「アマノイワト型」。隠れてしまったアマテラスを誘い出すために、みんなで飲めや歌えの大宴会をしてじわじわと誘い出す形式。 シリコンバレーは、そうめん流し。目の前に流れてきたそうめんをサッと取らないと、そのそうめんは流れていってしまう。が、そうめんは次から次へとやってくるので、またいつかはいいそうめんがやってくる。シソとネギ

    アマノイワトと流しそうめん
  • 脱コモディティ化の自分戦略 - 雑種路線でいこう

    高卒で公社に就職し国内最大手SIベンダを今年の3月末で役職定年した親父は,僕の神奈川大学への入学が決まったとき,すぐに自社の新卒採用を調べて「明治法政まではいたけど,神大からはひとりも来ていないなー」と残念がった. 典型的な学閥/年功序列/終身雇用の大企業で仕事能力と関係なくキャリア組にどんどん追い越されて悔しい思いをしたであろう親父は,小さい頃から僕にみっちり教育し,無理をして塾に通わせ中高一貫の私立に通わせたけれども,親の心子知らず,僕は授業は寝通し,家でも全く机には向かわず,アマチュア無線や学校新聞に没頭し,スクープを飛ばしては先生方の怒りを買って中学で成績を理由に留年し,高校でも留年が決まり親父から「もう学費は払わん」と一喝されて中退し,親父の世話で小さなソフトハウスに就職するつもりが,河合塾でアルバイトしていると噂のある先生から「できれば大学くらい出ておくに超したことはないし,塾

    脱コモディティ化の自分戦略 - 雑種路線でいこう
  • 「WEB進化論」的ネット経済とベーシックインカム - アンカテ

    P-navi info : 残業400時間で、会社に「ひきこもり」 動画版週刊はてな 我ながらすごい組合せだけど、この二つの事例、「労働」と「自己実現」の関係において、対極的であり同時に共通性を持っている。 対極的であるのは、「自己実現」と「企業の価値」の関係だ。 「残業400時間」企業においては、自己実現(どころか健全な私生活)は、企業の価値を高めることと絶対に両立しないものとされている。それに対し、「はてな」においては、自己実現そのものが企業の価値と直結している。id:reikonさんに呼ばれて自分が開発したサービスの新機能をアピールする社員たちや、同好会的なノリで入る笑い声そのものが、無味乾燥なプレスリリースよりずっと効果的に、自社の市場における価値を表現している。その「表現」そのものが「はてな」の企業としての価値だ。これが無ければ「はてな」はアクセスを稼げず金を稼げない。 共通性は

    「WEB進化論」的ネット経済とベーシックインカム - アンカテ
  • 孤高なるマイノリティ、アジア人、日本人、そしてパラダイス鎖国 - michikaifu’s diary

    昨日、また次なるネタの伏線を張っておいたのだが、その話でうまく上の句となるエントリーを書いてくださった方がおられる。 イチローからは『もっとも遠い』日国民たち : " Moon Blue " とても共感する内容だが、一つ付け加えたい。 昨日のエントリーで、アジア人はアメリカにおいて「独特のマイノリティ」と書いた。ヒスパニック系や黒人と一緒の立場で頑張れるワケではないのだ。 アジア系の現実の壁とイチローのポジショニング - Tech Mom from Silicon Valley 昨年のアメリカの国勢調査結果を数ヶ月前に新聞で読んで驚いた。人種別に見た平均所得で比較すると、アジア人は白人よりも高い。それも確か15%ぐらいだったと思うが、はっきり差が出るほどの違いがあるのだ。 マイノリティといえば、人口比率が少ないだけでなく、社会的に不利な立場に置かれ、そのせいで所得も低いのが相場だ。黒人や

    孤高なるマイノリティ、アジア人、日本人、そしてパラダイス鎖国 - michikaifu’s diary