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悪態のプログラマとある職業プログラマの悪態を綴る。 入門書が書かないプログラミングのための知識、会社の研修が教えないシステム開発業界の裏話は、新人プログラマや、これからプログラマを目指す人たちへのメッセージでもある。 客先にプログラムを納品したときのこと。顧客側で用意しているサーバーの環境設定に問題があって、動作確認ができないという。仕方なく、その日はプログラムのセットアップだけして帰った。 それから一週間たって電話してみると、まだ同じ問題が解決していないとのこと。このまま待っていてもどうにもならない。私は詳しく状況を聞きだした後、Google に2つの単語を入力し、検索ボタンをクリックした。そして、検索結果の先頭に出てきたページを開いた。解決策を見つけたような気がして、そのページを印刷した。 客先に行って、そのページの記述通りに設定ファイルを更新したところ、あっさり問題解決。これで一週間
企業システム開発では、しばしばユーザーの思いどおりのシステムに仕上がらないことがある。その大きな原因の1つが、ユーザーの“要求”と開発者の“理解”のズレだ。ユーザーと開発者が共通認識にたどり着くには、何が必要だろうか?(→記事要約<Page2>へ) 業務システム向けの分析設計技法としてさまざまなやり方が提唱されています。有名なところがUMLを用いた「オブジェクト指向分析・設計手法」です。しかし、開発現場で実際に利用されているのは、昔から無批判に繰り返されてきた古めかしいやり方だったり、せいぜい「UMLもどき」とでもいえそうな案件ごと独自に「工夫」されたやり方です。 UMLは、バラバラだったオブジェクト指向系の表記法を統一するための体系として鳴り物入りで登場しましたが、必ずしも当初の期待どおりの効果を挙げているわけではありません。それは、システム開発においてボトルネックになっているのが「シス
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