華々しい開幕*1から1週間経った。 長いように見えて短い五輪日程。前半戦もほぼ終わりを迎え、競技、選手ごとの泣き笑いも鮮明になりつつある。 最終的にどういう総括をするのかは分からないが、自分の主観では、日本選手団の中の「勝ち組」の代表格は、やはり競泳陣ということになるだろうと思う。 連続二冠、という偉業を達成した北島康介選手については言うまでもないが、他にも前畑秀子以来の日本人女子2大会連続メダル(中村礼子選手)、あのフェルプスに食い下がった200バタフライ(松田丈志選手)の銅メダル、そして、メダルには届かなかったものの、自由形短距離で52年ぶりの決勝進出(奥村選手、200×4リレーでも東京五輪以来の決勝進出)等々、土壇場で乗り換えた水着の力も借りつつ、日本新を連発した戦いぶりは、戦前の不利な予想を嘲笑うかのような見事なものであった。 もちろん、国内選考会からの不振を最後まで引きずってしま