東京V10人クビ、残留争い真っ最中に非情宣告 J1残留争いを展開する16位の東京Vが、危険な大リストラを敢行する。元日本代表GK土肥洋一(35)、DF服部年宏(35)、MF福西崇史(32)ら主力を含む大量10選手に戦力外通告を行ったことが30日に分かった。今季約20億円規模(推定)だった強化費が7億円にまで削減されるためだが、功労者に対する前代未聞の非情人事は6日の最終節・川崎戦(味スタ)の結果にも影響を及ぼしかねない。 非情な決断だ。関係者によると、J2降格危機に直面した名門は、大量10選手に戦力外を通告した。なかでも衝撃的なのは、主力として活躍してきたGK土肥、DF服部、MF福西という元日本代表の実力者の解雇だ。クラブ側は当初、シーズン終了後に通告する予定だった。だが、選手会との話し合いにより、希望者にはJリーグ選手会の取り決め通りに契約更新の有無を通告した。 3人はチームの屋台骨だっ