ドバイのメイダン競馬場の芝コースについて書きたいと思います。 距離の設定とコース形態は下記図のとおり。 1週ちょうど2400mで、東京競馬場を横に引き延ばした様な感じです。 コーナーは綺麗な半円になっています。 メイダン競馬場の芝コースは、バミューダグラスをベースにペレニアルライグラスがオーバーシードされた馬場で、香港の沙田競馬場やハッピーバレー競馬場と同じ構成です。 バミューダグラスは、暖地型芝で温暖な地域の競馬場で主として使われる芝の品種で、ドバイや香港の他、アメリカの西海岸や南東部の芝コースでも使われています。 JRAの競馬場(函館と札幌を除く。)で使用されている野芝及びエクイターフと同様に、匍匐茎と地下茎を持ち横方向にも根を張る耐久性が強く、耐暑性、耐乾性に富み比較的管理がしやすい芝です。 ペレニアルライグラスは、発芽と初期成長が早く、種を蒔いてから短期間で芝生を作ることが出来ます