2022年FIFAワールドカップの開催地決定に向けた最終プレゼンテーションが、あと11時間後にはじまるので、一言。 以前も書いたが、私はこのプロジェクトのコンセプト作成を、昨年の夏頃からお手伝いしてきた。もちろん、私一人でコンセプトを作りきったということではまったくない。原案としてあった最初の種が骨格として正しいかをチームで吟味し、そこに肉を付けていき、肉の付いた骨を改めて整復する、という仕事を、末席で手伝った。 その結果出来上がったコンセプトは、一見するとかなり「テッキー」な印象を与えるかもしれない。フルコート3Dビジョン(等身大の裸眼立体映像配信)、フリービューポイントビジョン(視聴者が自由に視点を切り替えられる映像技術)、FIFAハイパーアプリ(ガジェットによる自動翻訳等のサービスの提供)、等。 ただ、最終プレゼンテーションの様子を見て、私たちのチームがこのコンセプトに込めた思いが、
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