JR九州が6日に発表した2022年度の線区別収支によると、1日の平均通過人員(輸送密度)が2000人未満となった線区は14路線20区間で、営業赤字は計60億円だった。このうち21年度と比較できる18区間については営業赤字が約1億円増加。沿線の人口減少などによる利用客の減少に歯止めがかかっていないことが改めて浮き彫りになった。各区間別に営業赤字をみると最大だったのは日南線の田吉―油津間で、6億7
作曲家の肩書をもつ文化庁長官の都倉俊一氏(75)が1984年、統一協会(現・世界平和統一家庭連合)の政治組織「国際勝共連合」が開いた集会に参加していたことが5日、日本共産党の宮本岳志衆院議員の調査で判明しました。また都倉氏は同年に勝共連合の機関紙「思想新聞」で連載コラムを執筆し、統一協会が制定運動を推進していた国家機密法について述べていました。(統一協会取材班) 統一協会は、文部科学相が所轄する宗教法人。文化庁長官は文科相のもとで直接、宗教法人を所管する立場であり、都倉氏の説明責任が問われます。 宮本議員が確認した84年11月11日付「思想新聞」によると、同年10月30日に勝共連合の会員3万人を集めて日本武道館(東京都千代田区)で開かれた「世界の平和と安全を守る東京大会」に都倉氏が参加しました。 同大会は「共産主義に対する勝共連合の団結力」を示す目的で開催され、日本で統一協会の初代会長を務
『ドラゴンの系譜』の著者である海野氏は次のように警告しています。「アメリカはマフィアの犯罪組織に気をとられていて、中国の秘密結社の脅威について気がつくのがおそかった。1975年ごろからその犯罪が目立ちはじめ、1977年のゴールデン・ドラゴン・マサークルの後、(中略)トライアド〔三合会、香港を拠点とする幾数かの犯罪組織を総称する呼名〕、チャイニーズ・マフィアに関する本が出はじめている」 「中国の秘密結社は、数百年どころか数千年の歴史を持ち、その伝統は地下を脈々と流れているのだ。そして中国の秘密結社はドラゴンにたとえられる。竜の頭がちらりと地下からのぞく。やがてとめどなく長大な、果てしない竜尾が彼方ではねあがる。ニューヨークで頭をもたげた竜は、はるかにその尾を、香港から中国本土の奥深くまでのばしているのである」(同前)と。 中国のトライアド(14K、潮幇=潮州幇など)、台湾の青幇〔チンパン。台
「京都アニメーション」のスタジオが放火され、社員36人が死亡した事件で、殺人や放火などの罪に問われている青葉真司被告(45)は、起訴された内容について「間違いありません。こんなにたくさんの人が亡くなるとは思わなかった」と述べて認めました。 一方、被告の弁護士は、責任能力はなかったとして、無罪を主張しました。 4年前の2019年7月、京都市伏見区の「京都アニメーション」の第1スタジオが放火され、社員36人が死亡、32人が重軽傷を負った事件では、無職の青葉真司被告(45)がガソリンをまいて火をつけたとして殺人や放火などの罪に問われています。 5日から京都地方裁判所で裁判員裁判の審理が始まり、重いやけどから回復し車いすに乗って法廷に入った青葉被告は、起訴された内容について「間違いありません。当時はこうするしかないと思っていた。こんなにたくさんの人が亡くなるとは思っておらず、やりすぎだった」と述べ
米投資ファンドのフォートレス・インベストメント・グループが、買収した百貨店そごう・西武の全国10店舗と従業員の雇用について当面維持することが5日、分かった。 【ひと目でわかる】そごう・西武の国内店舗 西武池袋本店(東京都豊島区)に家電量販大手「ヨドバシカメラ」が出店するなど、計600億円を投じて改装し、収益力の底上げを図る。 そごう・西武は首都圏の7店舗に加え、西武秋田店(秋田市)、西武福井店(福井市)、そごう広島店(広島市)を展開している。フォートレスは、苦戦する地方店についても現時点で維持する方針だ。当初改装と設備投資に200億円以上をかけるとしていたが、大幅に積み増して各店のてこ入れを急ぐ。 フォートレスと組むヨドバシホールディングス(東京)は、池袋本店などの土地を3000億円弱で取得し、そごう千葉店(千葉市)と西武渋谷店(東京都渋谷区)への出店も検討している。池袋本店では、売り場の
フィリピンの格安航空会社(LCC)「セブ・パシフィック」の航空機=福岡市博多区で2023年9月5日午後7時59分、平川義之撮影(記事と写真は直接関係ありません) マニラ発のフィリピン格安航空会社(LCC)「セブ・パシフィック航空」の航空機が4日、目的地の福岡空港に着陸できずにUターンしていたことが国土交通省などへの取材で判明した。約60キロ離れた北九州空港にダイバート(代替着陸)したが、乗客を降ろすことはできず、その後、福岡空港の「門限」の午後10時を過ぎたため、マニラに引き返した。乗客はマニラを離陸してから約11時間、機内に缶詰め状態となった。 国交省福岡空港事務所などによると、航空機は4日午後4時25分ごろ、乗客125人を乗せてマニラの空港を離陸。同8時前後に福岡空港に着陸しようと試みたが、断念し「ゴーアラウンド(着陸やり直し)」をした。福岡空港の上空が混み合っており、再び着陸態勢に入
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