ネットを使った選挙運動の解禁に注目が集まった7月の参院選。ネットサービス各社は特設ページ開設などで盛り上げを図ったものの効果はふるわず、ネット選挙は空振りと結論づける向きもある。一方で、Twitterと連携した動画のライブ配信サービス「ツイキャス」で街頭演説などを配信し、大量の視聴者を集めた候補者がいる。東京選挙区から無所属で出馬し、当選した山本太郎氏だ。 山本陣営は、都内各所で行った街頭演説をツイキャスでライブ配信。その場にいた支持者によるツイキャスも含めると、7月4日~20日の選挙期間中に1000本超のライブ配信が行われ、累計視聴者数は100万人超、コメントは約9万5000件に上った(ツイキャス運営元・モイによる集計。録画視聴含む)。山本氏は当選後もツイキャスで密着映像を配信するなど、日々の活動の紹介に活用している。 山本氏本人のツイキャスアカウント「yamamototaro0」からは