5年前、高齢者施設を辞め、訪問介護事業所に転職し、三ヶ月の使用期間を終えた頃に出会った利用者二人と、今年の春と秋に「別れ」をした。このお二人は疾患は違えど難病患者であり、介護保険の利用者ではなく障害者福祉を利用する中途障害者である。 双方とも病気の進行により徐々に床に伏せる時間が長くなり、次第に全介助となっていった。仕事として施設での経験が自宅での介助に活かされたのは、せいぜい新人ヘルパーさんの身体介護の技術指導くらいなもので、改めて利用者の気持ちの波に寄り添うことの難しさを感じてならなかった。 難病患者等ホームヘルパー養成研修テキスト 出版社/メーカー: 社会保険出版社 発売日: 2008/11 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 進行していく難病は、オートマチックに身体が動かなくなったとて、治療法や薬は無い。痛みや痺れ麻痺を医師やヘルパー、各関係機関の者に訴えるが解消される
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