引退後の高橋和女流三段は、教えるプロとしてやりたかったことを次々に実現していく。女性向け将棋教室の「shogiotome」、幼い子どもが無理なく将棋を覚えていく「まなび将棋」、観る将ファンも楽しく参加できるプロ棋士を呼んでの講座。特に女性への将棋普及は高く評価されて、昨年「東京将棋記者会賞」を受賞した。 おじさん中心で、女性が参入するには少々敷居が高かった将棋を指す場を、入りやすいイメージに変え、たくさんの女性が集まった。インタビュー後半では「1日10時間は仕事をしているけれど、楽しい」と語る現在の日々と、クラウドファンディングでスタートしたおしゃれな将棋スペース「将棋の森」について聞いてみた。 高橋和女流三段(たかはし やまと) 1976年、神奈川県藤沢市生まれ。1991年、14歳で女流2級。1994年に女流名人戦A級リーグ入りで女流初段。2005年に現役引退。2016年に「将棋の森」を
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