バフェット氏はこの日、チャーリー・マンガー副会長とともに6時間にわたって株主やアナリストからの質問に答えた。 クラフト・ハインツは消費動向の変化への対応の遅れや「オスカー・マイヤー」など古くからのブランドへの依存で業績が悪化。同社に26.7%出資するバークシャーは2月に30億ドルの減損処理を余儀なくされた。 しかし、バフェット氏は、クラフト・ハインツの日常業務を手掛ける3Gキャピタルの経営陣を擁護し、同社は経営上うまくいっているとの認識を示した。 ただ、クラフト・ハインツに「払い過ぎた」との見解も繰り返した。 また、何らかの取引で3Gキャピタルと再び組むことは「あり得なくはない」と述べた。バークシャーはクラフト・フーズとH.J.ハインツの合併の際、3Gキャピタルとともに資本参加した。 総会では、バークシャーが10%近く出資するWファーゴに関しても質問が出た。 Wファーゴは販売慣行を巡る一連