1年生8人で構成する神村学園伊賀分校(伊賀市)女子サッカー部が、1月から2月にかけ、スポーツの杜鈴鹿などで開かれた第18回三重県高校女子サッカー新人大会で初出場初優勝した。女子サッカーの強豪としても有名な神村学園(鹿児島県)高等部通信制課程の分校として2017年に開校。女子サッカー部は18年春に発足し、神村学園中等部女子サッカー部立ち上げから関わり、中・高等部サッカー部監督を歴任した吉永輝彦副校長(45)の指導で力をつけ、創部1年目で県タイトルを手にした。 ■ 県新人大会は8校が出場し、トーナメント形式で争われた。神村学園伊賀分校は、1回戦で前年度覇者でこの大会10連覇中の三重を苦しみながら下すと、余勢を駆って準決勝、決勝を圧勝した。 サッカーは11人制で行われ、今年度の神村学園伊賀分校は部員全員が試合に出ても対戦相手より常に3人少ない状態。数的不利を補うため、日ごろから全員でボールを奪い