自民党が全敗した28日の衆院3補欠選挙。東京15区(江東区)は投票率が伸び悩む中、9候補が乱立した混戦を抜け出したのは立憲民主党新人だった。諸派「日本保守党」は初めて臨んだ国政選挙で勝利を飾れず、擁立した麗沢大客員教授の新人・飯山陽さん(48)は事務所で「力が及ばなかった。それだけのことです」と肩を落とした。

東日本入国管理センター(茨城県牛久市)で収容中に職員から暴行を受けたとして、トルコ国籍でクルド人のデニズさん(45)が国に1113万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁は11日、国、弁護側双方の控訴を棄却し、国に22万円の支払いを命じた東京地裁判決を支持した。制圧行為の一部を「合理的に必要な限度を超えていた」とし、一審に続き違法と認定した。
明治神宮外苑再開発を巡る秩父宮ラグビー場と神宮球場の建て替え計画について、建築家や街づくりの専門家らでつくる「新建築家技術者集団」の東京支部が10日、「(ラグビー場、球場ともに)今の施設を壊さずに使い続けることができる」と、計画の見直しを求める声明を発表した。
人気漫画「セクシー田中さん」の原作者芦原妃名子(ひなこ)さん=1月に死去=は、漫画をテレビドラマ化した日本テレビに「自身の意図とは異なる脚本を示された」と繰り返し訴えていたことをブログで告白していた。制作の過程に問題はなかったのか。映画やドラマ化で原作者の権利は十分守られてきたのか―。「海月姫(くらげひめ)」「東京タラレバ娘」など数々の漫画がドラマ・映画化されてきた漫画家の東村アキコさん(48)に聞いた。(望月衣塑子) セクシー田中さん 漫画家の芦原妃名子さんが小学館の雑誌「姉系プチコミック」で連載していたラブコメディー漫画。アラフォーの独身女性「田中京子」を主人公に、同僚の派遣社員の女性たちとの友情を描いた。 芦原さんはブログに「一見奇抜なタイトルのふざけたラブコメ漫画に見えますが…。自己肯定感の低さ故生きづらさを抱える人達に、優しく強く寄り添える作品にしたい」と狙いを記していた。 日本
同性婚を認めない民法や戸籍法の規定が憲法違反だとして、全国の同性カップルらが国を訴えた裁判で、3月14日の札幌高裁判決(斎藤清文裁判長)は「憲法24条1項に違反する」との初判断を示し、「同性間の婚姻も異性間と同じ程度に保障している」と踏み込んだ。憲法学者はこの判決をどう受け止めたのか。ポイントや意義を、憲法を専門とする慶応大法学部の駒村圭吾教授(63)に聞いた。(奥野斐) 同性婚訴訟 戸籍上、同性の2人の結婚を認めない民法や戸籍法は憲法違反だと訴えた裁判。原告には、戸籍上はともに女性だが、一人がトランスジェンダー男性で、男女として暮らすカップルもおり、原告らは「同性婚」ではなく、「婚姻の平等」を求める「結婚の自由をすべての人に」訴訟と呼んでいる。2019年に札幌、東京、名古屋、大阪、福岡の5地裁に提訴。21年に東京地裁に追加提訴。これまでの地高裁判決7件のうち「違憲」「違憲状態」は6件に上
映画監督による性加害を実名で告発した俳優・文筆家の睡蓮(すいれん)みどりさん(36)は「芸能界はそもそもそういうところ」と批判も浴びた。2月初旬には出産し幸せに包まれる中、声を上げ続けているのには理由がある。「加害者が罰せられても被害者が救われるわけではない。性暴力で受けた傷は一生残る。映画や音楽芸能業界はもっと変わらなければいけない」から。(聞き手・望月衣塑子) 睡蓮さんが、被害を受けたのは2015年10月。映画監督で会社役員の榊英雄容疑者(53)=別の俳優への準強姦(ごうかん)容疑で警視庁が2月20日に逮捕=から、新たな映画を撮ると事務所に呼び出された。他のスタッフはいなかった。榊容疑者はカメラらしきものを手に「演技指導だ」と言い、「自分をカメラだと思って、俺を誘惑してみろ」と要求してきたという。 「カメラテスト」は、オーディションでもよくあることだったので不思議はなかった。ところが、
石川県能登地方で稼働している73基の風力発電施設全てが、能登半島地震で運転を停止した。本紙の調べで分かった。風車のブレード(羽根)が折れて落下したほか、施設を動かす電源が使えなくなるなどした。半数超で運転再開の見通しが立っておらず、能登で進む風力発電の大規模な新設計画への影響は避けられない。(大野沙羅)
気軽に食べられる庶民のおやつの代表格として幅広い世代に愛されているどら焼き。今回は「東京三大どら焼き」を大特集。サクッと歯切れの良い皮と瑞々しい餡が特徴の「うさぎや」、黒糖とハチミツを使用した皮の絶妙な食感を追求する「黒松本舗 草月」、パンケーキのようにふわふわな皮の焼き加減に職人技が光る「亀十」をご紹介します。 街の和菓子店はもちろん、コンビニにも必ず置いてあるほど身近な和菓子であるどら焼き。その名の由来は、船が出発する際に鳴らす銅鑼(どら)に形が似ているからという説や、かつては鉄板の代わりに銅鑼の上で生地を焼いていたからという説もあります。また起源については、源義経の家来・武蔵坊弁慶が関わっているという伝説も。『平安時代末期、戦に敗れて傷を負った弁慶がある民家で治療を受け、そのお礼として、小麦粉を水で溶いて薄く伸ばしたものを熱した銅鑼で焼き、餡を包んで振舞った』――弁慶特製のそのお菓子
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