「TestDisk」は、現在使われていないものも含めてブートセクタを検索し、 そこに保存されている情報をもとにパーティションテーブルを書き換え、パーティションを復旧します。 従って、パーティションの情報はブートセクタに依存します。 ところが、パーティションに問題がある状況下では、 検出されたブートセクタがすでに上書きされている可能性があります。 この場合、当該ブートセクタの情報は使えません。 ブートセクタに問題があると、そのパーティションにアクセスすることができません。 また、それがアクティブパーティションであった場合、Windowsを起動することもできなくなります。 「TestDisk」では、ブートセクタを修復することも可能です。 「TestDisk」が自動判別してブートセクタの修復を試みることもありますが、 ユーザーが判断して、いくつかの操作を手動で行わなければならない場合もあります。