捕虜収容所の空撮写真を手元に当時の様子を語るジャックファートさん(右)=神奈川県川崎市で2010年9月14日、隅俊之撮影 日本政府の公式招待で訪日している元米兵捕虜6人とその家族らは、第二次大戦当時に強制労働を強いた日本企業を訪ねるなど、謝罪を求める旅を16日まで続けた。一部の日本企業が話を聞き入れたことを高く評価したものの、謝罪の言葉はなかったため、元捕虜らは「申し訳ないとの言葉を聞くまで戦後は終わらない」と日本企業に謝罪への前向きな対応を求めている。 6人は16日には世界各国の軍人が追悼されている京都市の霊山観音を訪問。17日には東京で記者会見する。 6人は第二次大戦中にフィリピンで旧日本軍の捕虜となり、日本などで強制労働に従事させられた。 米陸軍航空隊の元兵士、エドワード・ジャックファートさん(88)は14日、強制労働に従事した川崎市の「昭和電工」川崎工場を訪問した。 関係者によると