今年、大阪と広島で相次いで「原告勝訴」の判決が下された、 原爆症認定集団訴訟。 「画期的判決」といわれたその意義とはどこにあったのか。 自身の被爆体験を原点に、被爆者治療と核廃絶運動に関わり続けてきた 「被爆医師」肥田舜太郎さんにお聞きしました。 ひだ・しゅんたろう 1917年広島生まれ。 1944年陸軍軍医学校を卒業、軍医少尉として広島陸軍病院に赴任。 1945年広島にて被爆。被爆者救援にあたる。全日本民医連理事、埼玉民医連会長などを歴任。 現在、全日本民医連顧問、日本被団協原爆被害者中央相談所理事長。 著書に『ヒロシマを生きのびて』(あけび書房)、 『内部被曝の脅威』(共著、ちくま新書)など。 2006年5月、広島・長崎での被爆者の方々が被爆者援護法に基づく原爆症認定(注1)を求めた集団訴訟(注2)で、大阪地裁は原告全員を原爆症と認め、国が認定を却下したのは違法だとする判決を出しました
「最悪のシナリオ」という脅しに騙されないために ガジェット通信3月19日(土)20時23分 写真を拡大 田口ランディさんオフィシャルウェブサイト ※この原稿は作家である田口ランディさんのブログに掲載されていましたが、エキサイトブログが19日朝より閲覧不能のトラブルに見舞われているため、急遽ガジェット通信に転載させていただくことにしました。(ガジェット通信 深水英一郎) ● 「最悪のシナリオ」という脅しに騙されないために(田口ランディ) 福島第一原発事故が発生してから、さまざまな情報が錯綜しました。非常時に風評被害が出ることは、ネット社会では避けられないかもしれません。実際にはどういう状況なのか。そしてこれからどうなるのか? 3月15日に個人的に知りあった原子力関係者の方たち、さまざまな分野の友人に声をかけて、メーリングリストを立ち上げました。私が最も信頼し、共にダイアローグ研究会を立ち上げ
東北地方太平洋地震に関連して、自然界に存在する放射線量と様々な安全基準を一目で比べられる便利な図が公開されています。放射線被ばくが心配な人もたくさんいると思いますので日本語に訳してみました。「今テレビで言ってた○○シーベルトってどれくらいなのかなぁ」と直感的につかみたいときにとても便利です。 このチャートを作成したのはおそらくネットで最も影響力があるWebコミック「XKCD」のチーム。さすがにタイムリーです。 追記(2011/05/02): XKCDでの改訂を受けて、日本語バージョンも改訂を行いました。 下の図をクリックするとフルサイズで表示できます。1134×1133ピクセルと少しサイズが大きいのでご注意ください。 こんな感じで、色々なものから発せられる放射線量について一目で比べることができます。 ソース:Radiation Chart « xkcd ブログ「涙目で仕事しないSE」のなぐ
名勝・松島、崩落被害=「長命穴」消え、半壊の島も―国宝「瑞巌寺」は壁にひび 時事通信 3月20日(日)2時33分配信 松尾芭蕉も訪れた日本三景の一つ「松島諸島」(宮城県)の一部が、大地震後に崩落していたことが19日、分かった。観光客に人気の「長命穴」が消え、複数の島が半壊していたほか、最も有名な「仁王島」にも網が絡み付いていた。一方、国宝「瑞巌寺」は廊下の壁がひび割れるなどしたが、大きな被害はなかった。 松島湾で島巡り観光船を約40年間営んでいる松田信二さん(58)ら複数の船長が、地震と大津波に襲われた翌12日に被害を確認。時事通信記者も19日、流された船を探索した「松島島巡り観光船企業組合」の船に同乗し、真野雅晴理事(57)らと確かめた。 約260の諸島のうち、小藻根島の端にあり、「通ると3年寿命が延びる」として観光客に人気だった高さ約5メートルの長命穴が消失。隣の小島も大きく崩れて
原発での給水作業やその他の作業はすすめられており、このまま最悪の状況の回避がもたらされるのであれば、そのこと自体は、喜ばしいとしか言いようがない。決して「最悪の状況」がもたらされてはならない。そう思う。 もちろん、作業によって死傷したり被曝している人たちの存在は、無視も正当化も美化もされてはならない事実として、目の前にある。 何度も繰り返すが、原発の存在は、それが「正常」に稼動している日常から、こうした現場の労働者や周辺住民の「犠牲」のうえにしか成立しないものであると思う。まして、このような大事故が起これば、なおさらそのことが露呈する。 最も基本的なことを言えば、「想定」では自然などの現実には対処できない部分が残る。その現実が起きたとき、「想定外だった」と言ってすませるには、核エネルギーはあまりにも破壊的でありすぎるのだ。異常が起きたときに制御できないような力を、われわれは利用しようとして
「ダーン、ダーン。」 ものすごい大砲の音とともに、あたりの土が高くはねあがります。機関銃の弾が、雨あられのように飛んできます。 昭和七年二月二十二日の午前五時、廟巷の敵前、わずか五〇メートルという地点です。今、わが工兵は、三人ずつ組になって、長い破壊筒をかかえながら、敵の陣地を、にらんでいます。 見れば、敵の陣地には、ぎっしりと、鉄条網が張りめぐらされています。この鉄条網に破壊筒を投げこんで、わが歩兵のために、突撃の道を作ろうというのです。しかもその突撃まで、時間は、あと三十分というせっぱつまった場合でありました。 工兵は、今か今かと、命令のくだるのを待っています。しかし、この時とばかり撃ち出す敵の弾には、ほとんど、顔を向けることができません。すると、わが歩兵も、さかんに機関銃を撃ち出しました。そうして敵前一面に、もうもうと、煙幕を張りました。 「前進」 の命令がくだりました。待ちに待った
福島第一第二原発事故を予見していた共産党吉井英勝衆院議員(京大工学部原子核工学科卒)の2005-07の国会質問(その3)地震で電源が破壊され冷却システムが機能停止する危険を2006年に指摘するも、政府は「大丈夫」の一点張り マスコミも大スポンサー電力会社に「配慮」して今回起きた危険が指摘されていたのを総スルー で、当然ながら 地震で冷却系をサポートする電源が破壊される事態 についても、吉井英勝衆院議員は予測して、質問をしている。 第164回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 平成十八年三月一日(水曜日) (略) 吉井分科員 今おっしゃった四分の話というのは、直下型で同時に津波が起こったときには、私はそういう発想も成り立つかと思っているんです。それをあながち否定しているんじゃないんです。しかし、チリ津波なんかのときには、そもそも周期が五十分なんですね。長いんです。そのときは、水位低下の状態が
3月18 エネルギー戦略2050について、ドイツ研究機関の立場表明 カテゴリ:エネルギー政治 昨秋にドイツ政府が策定した「エネルギー戦略2050」についてです。 政府発表(ドイツ語)はこちら: http://www.bmwi.de/BMWi/Redaktion/PDF/Publikationen/energiekonzept-2010,property=pdf,bereich=bmwi,sprache=de,rwb=true.pdf 私が内容を取りまとめたプレゼン資料(日本語で、昨年11月の講演で使用したものです)は私のHPからダウンロードできるようにしました: http://bit.ly/fKtD3J とまあ、取り急ぎの報告ですが、基本的に、スピード感についての議論はあるものの、電力、脱原発については、系統の強化(とりわけ南北方向)と、さらなる洋上風力の強化、そして北の風力、南の太陽光の
予断を許さない状態が続いている福島の原発事故ですが、 今回の原発の事故で「原発、放射性物質、放射線」についての知識が あまりにも少ないということを実感しました。 そこで、原発についてわかりやすく解説している動画の書き起こしをご紹介したいと思います。 この記事は、bbt(ビジネス・ブレークスルー・757チャンネル)で 今回の東北地方太平洋沖地震に伴う福島原発の事故についてわかりやすく 大前研一氏が解説している動画を書き起こし/文字起こししたものです。 また、こちらの書き起こしは「原発まとめブログ」様のご協力を得て転載させて頂いております。 出演者(敬称略) 大前研一(おおまえけんいち) 野中美里(のなかみさと) YouTube動画 東日本巨大地震 福島原発半径20km以内の住民に避難指示(大前研一ライブ) 聞き間違い、わからなかったところ等はご容赦ください。 —挨拶– <大前・野中> こんば
東大病院で放射線治療を担当するチームによる内部被ばく問題と、3月16日16時過ぎに行われた枝野官房長官に端を発する「福島県産牛乳問題」の医学的見地からの解説。
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