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2015年1月3日のブックマーク (9件)

  • 朴裕河『帝国の慰安婦』の「方法」について(3) | 日朝国交正常化と植民地支配責任

    軍「慰安婦」制度に関する日政府や軍の責任について、『帝国の慰安婦』で朴はいかなる認識を示しているのだろうか。この極めて重要な論点について、書はかならずしも明解に説明していない。これに限らず、書を読む上での最大の障壁は、著者が何を言わんとしているのかをただちに読み取れない――つまり何を言いたいのかわからない――ことである。読み手の知識や情報の有無の問題ではない。論旨の展開や概念の使用が著しく明晰さを欠くためである。このため、以下では可能な限り書の記述に基いて書が何を言わんとしているのかを再構成したうえで、その「責任」論の特徴を検討したい。 検討に先立ち、まずは書における「動員」という語の極めて特殊な用法について触れておこう。第一章が「強制連行か、国民動員か」というタイトルであることから推測できるように、「動員」という語に、朴は書で極めて特殊な意味を与えようとしたようだ。「与

    朴裕河『帝国の慰安婦』の「方法」について(3) | 日朝国交正常化と植民地支配責任
  • 牛乳・チーズ・ヨーグルト、発がん性の危険 寿命短縮や骨折増加との調査結果も

    牛乳は完全栄養品だ、というデマは、どういうわけか深く浸透し、それを信じて疑わない人たちの数は多いようです。朝、ほかのものはべなくても牛乳だけは飲むという人や、水やジュースなどを飲むよりは牛乳を飲んだほうがいいと思っている人も多いようです。牛乳はカルシウムを多く含んでいるので、たくさん飲むと骨が強くなり健康になる、と勘違いしている人も多いですが、イギリスの医学誌「British Medical Journal」は、牛乳摂取量の多い人は、少ない人と比べて寿命が短く、女性では骨折が増えるとの研究結果を紹介しています(調査対象はスウェーデン人)。よくよく考えてみればわかることですが、牛乳はそもそも牛の赤ちゃんが飲むのに最も適した飲み物で、人間が、しかも大人が大量に飲むのには適していません。 同研究チームはさらに、チーズやヨーグルトの摂取にも疑問を呈しています。発酵乳製品に多く含まれている「ガラ

    牛乳・チーズ・ヨーグルト、発がん性の危険 寿命短縮や骨折増加との調査結果も
    dimitrygorodok
    dimitrygorodok 2015/01/03
    http://bit.ly/1xDbdu2他の報道では研究者側の問題も指摘してたが/件の論文では牛乳と加工品を分けて扱ってた様なのにここでは十把一絡げ。これは拙くないか?
  • | 女医Pinkyのおひとりさま日記

    女医Pinkyのおひとりさま日記 2017年 仕事とプライベート両方気出します。 音楽活動頑張ります!!

    | 女医Pinkyのおひとりさま日記
  • 江戸開府以前から昭和後期までの貴重な古地図をブラウザで見まくることが可能な「ゼンリンバーチャルミュージアム」

    最大手の地図制作会社のゼンリンがこれまでに収集した国内外の古地図をデジタル化して公開しているサービスが「ZENRIN Virtual Museum」です。江戸開府以前から昭和後期までに作成されたさまざま種類の地図が約220個も公開されているとのことなので、実際に古地図を見まくってみました。 ゼンリンバーチャルミュージアム http://www.zenrin.co.jp/zvm/ 上記URLを開いたら「Collections 公開地図一覧」をクリック。 公開地図一覧のページでは「時代」と「分類」から公開されている地図を検索可能。公開されている地図の時代は「江戸開府前」から「昭和後期」まで多岐に及んでいます。 例えば、「江戸開府前 (~1602)」をクリックして「日図」をクリックすれば…… 江戸開府前に作成された日図が表示されます。サムネイルをクリックすると…… 選択した地図が表示され

    江戸開府以前から昭和後期までの貴重な古地図をブラウザで見まくることが可能な「ゼンリンバーチャルミュージアム」
  • 小野十三郎『日は過ぎ去らず』 - Arisanのノート

    日は過ぎ去らず―わが詩人たち (1983年) 作者: 小野十三郎出版社/メーカー: 編集工房ノア発売日: 1983/05メディア: ?この商品を含むブログ (1件) を見る 最近、かなり以前にツイッターで感想を述べた、或る古いのことで質問されることがあった。 そのの題は、『日は過ぎ去らず』といって、大阪出身の有名な詩人、小野十三郎が文学者たちとの交流の思い出をつづったである。 色々と面白いなのだが、その中でも私が特に関心をもったのは、やはり詩人の、谷川雁と黒田喜夫の二人について語っている箇所だった。 入手しにくくなっているで、いま手元にないので、不正確な要約になると思うが、概ね次のようなことが書いてあったはずだ。 小野は、この二人の詩人の資質の違いの原因と呼べるものを、両者の「故郷」の捉え方の差異に見出す。 黒田は東北の農村の出身であり、谷川は(実兄の民俗学者健一とともに)九州(

    小野十三郎『日は過ぎ去らず』 - Arisanのノート
  • 日本の電力技術は遅れている、と言うべき日が来た

    2017年04月03日 再エネの系統連系「神話」を解体する 2017年02月27日 さよならバックアップ電源 ~これからは柔軟性の時代~ 2017年01月30日 欧州ではなぜ送電インフラへの投資が盛んなのか? 2017年01月10日 「電力会社」はあと3年でなくなります 2016年12月26日 年頭にそもそも電力自由化とは何かを再考する 2016年12月12日 「容量市場は社会主義的」という言説をご存知ですか? 2016年11月28日 ウィーン日記(国際議論の最先端) 2016年11月14日 日のエネルギー政策にフェアネス精神はあるか? 2016年10月31日 最適制度設計としてのゾーニング(その2) 2016年10月17日 最適制度設計としてのゾーニング(その1) 2016年10月03日 リスボン日記(国際規格の現場から5) 2016年09月20日 極端な二元論や白黒論争に陥らないため

    日本の電力技術は遅れている、と言うべき日が来た
  • 戦傷者は「想定外」という、自衛隊の平和ボケ

    戦争や紛争で軍隊が戦えば必ず犠牲が生じる。これは自衛隊であっても例外ではない。 ところが、自衛隊は「戦時には死傷者がつきもの」ということを気では想定していない。死傷者を前提としていないために、戦死者や戦傷者を減らす、あるいは被害を最小化するという意識が極めて低い。大量の死傷者は「想定外」としているのだ。 これは軍隊、特に米軍や英軍のように実戦を多く経験している軍隊とは異なる点だ。実戦となれば、恐らく自衛隊は衛生軽視のために米軍や他の軍隊の何倍、あるいは一桁も二桁も多い戦死者を出す可能性が極めて大きい。自衛隊の有事の衛生(医療)体制は軍隊として、欠落している面が多いためだ。 多くの読者は「まさか、そんなはずはない」と疑っているのではないだろうか。だが、稿を読めばこれは決して大げさな話ではないことがご理解できるはずだ。 支給品は包帯2だけだった 戦死者、戦傷者が出ることを意識していないと

    戦傷者は「想定外」という、自衛隊の平和ボケ
  • 韓国映画特集『2014年上半期の韓国映画シーンと制作現場のウラ事情!社会学的に切り込む』 7ページ目

    今や映画ファン層全体から熱い視線を集める韓国映画。この夏~秋も多くの話題作が日公開されるなか、韓国映画界の2014年上半期の動向を掘り下げる。『怪しい彼女』のファン・ドンヒョク監督に韓国映画界の裏側と監督業の実態を聞いた。さらに日映画大学のハン・トンヒョン准教授に、韓国社会と今の韓国映画の傾向、それを生む社会学的な背景を語ってもらった。韓国映画韓国社会にエンターテインメントの側面から切り込む。 ハン・トンヒョン 日映画大学 社会学准教授 対談 より洗練されるポリティカル・コレクトネスのエンタメ化 日映画大学で学生たちの日韓合作プロジェクトに携わり、人は「個人的な趣味」と断りながらも韓国カルチャーに詳しく、TBSラジオ『TBS RADIO 954 kHz 菊地成孔の粋な夜電波』のレギュラー企画「韓流最高会議」にも出演するハン・トンヒョンさんに、今の韓国映画の傾向と、それを生んだ背

    韓国映画特集『2014年上半期の韓国映画シーンと制作現場のウラ事情!社会学的に切り込む』 7ページ目
  • ベイマックスの「政治的正しさ」とクールジャパン

    政治的正しさ(PC)」にコストを払うのは、今やグローバルなビジネス展開において合理的なのだという話。PCにコストをかけるのは、「時代考証」と同じで作品に深みを与えるのに不可欠な作業なのだ、という指摘におーっと思ったのでまとめ。 一方で、これを俯瞰してみると、 - ディズニーに代表されるグローバル企業は、コストを支払えるので多様性をより良く達成し品質の高い作品を作れる。 - ローカルな創作者は、コストが払えないので地域の文化(と偏見)に根ざした作品作りへと陥り、結果としてグローバルな市場において淘汰される。 続きを読む

    ベイマックスの「政治的正しさ」とクールジャパン