先日掲載の「伊藤詩織さん勝訴も山口氏の信じ難い暴言を糾弾せぬメディアの恥」でもお伝えした通り、性犯罪を巡る民事裁判で敗訴するも、判決後の会見等で伊藤さんに対し侮辱的とも言える暴言を放つなど、強気の姿勢を崩さない山口敬之氏。その山口氏と安倍首相との間に、適切とは言えぬある「ひとつの事実」が浮上しました。元全国紙社会部記者の新 恭さんは今回、自身のメルマガ『国家権力&メディア一刀両断』で、伊藤詩織さんが内部告発者から得たというその情報を記しています。 民事敗訴の山口氏、高圧的反論の背後に官邸の存在 「お話をさせてください」。ジャーナリスト、伊藤詩織さんは警察官を待ち伏せし、返答を求めて追いかけた。警察官はあわてて逃走した。2017年秋のことだ。 警察官といっても、相手は警視庁刑事部長だ。伊藤さんがレイプされたと主張するその相手、元TBSワシントン支局長、山口敬之氏の逮捕を、なぜ寸前に取りやめさ