ワイドショーでも取り上げられ話題、だが… 「ネグレクトで親にナプキンを用意してもらえなかった」「ナプキンを買う余裕が無く、布で代用しています」 現在、女性向けメディアで「生理の貧困」の取材を行っている私のもとに、日々当事者からこんな声が寄せられる。 最近、「#みんなの生理」という団体が行った調査で、若者の5人に1人が生理の貧困を経験したことがあるという実態が明らかになった。 ワイドショーなどでも連日取り上げられ話題になっているが、「いろんな貧困がある中で、“生理”の問題だけ特別扱いするのは違和感がある」などという声もあり、十分な理解はまだまだこれからだと感じている。 メディアでは生理の貧困についてその多くが、コロナ禍での経済状況の変化によって1パック300円ほどのナプキンも買えないほど困窮した人たちの問題として報道されている。そのため「経済的支援が優先。生理用品を配っても何も解決しない」な