トヨタ自動車は「プリウス」について、後部座席のドアを開けるスイッチの防水性能が不十分で最悪の場合、走行中にドアが開くおそれがあるとして、13万台あまりのリコールを国土交通省に届け出ました。トヨタは対策のための部品が確保できるまで「プリウス」の生産を停止するとしています。 リコールの対象になったのは、おととし11月から今月までに生産したトヨタの「プリウス」13万5000台あまりです。 国土交通省によりますと、外側から後部座席のドアを開けるためのスイッチの防水性能が不十分で、洗車などで多量の水がかかると、内部の部品がショートし、最悪の場合、走行中にドアが開くおそれがあるということです。 これまでのところ、低速で走行中にドアが開く不具合が3件報告されていますが、事故は起きていないということです。 「プリウス」は愛知県豊田市の堤工場で作られていますが、トヨタではすでに今月4日から生産を止めていて、