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ブックマーク / mdebugger.blog88.fc2.com (5)

  • media debugger - アジアへの被爆「輸出」――福島原発「事故」前史

    アジア・太平洋戦争末期における米軍の日土空襲が、ある日突然――日によるアジア侵略の歴史と無関係に――始まったわけではないように、現在の福島原発の事故(人災)をめぐる一連の事態も、日によるアジアおよび第三世界への被爆「輸出」――被害に先立つ加害の歴史的経緯――と無関係に論じることはできない、と私は思う。樋口健二著『アジアの原発と被曝労働者』(八月書館、1991年)からその一例を引いておくが、そもそも「原子燃料サイクル」はその始まり(採掘)から他国の労働者の被爆を前提とするものである。 「四日市公害裁判」に敗訴した翌年1973年にマレーシアに進出した三菱化成は、現地企業(ベー・ミネラルズ社)との共同出資により、錫鉱石に含まれるモナザイト鉱石を原料として希土(レア・アース)類金属を抽出・精製するARE(エイシアン・レア・アース)社(▼1)を設立した。ARE社は1982年4月にペラ州・ブキ

  • media debugger - 「顕彰の共同体」

    佐藤優が早くも「東京電力の原子力専門家」や自衛隊員を(死者として)顕彰している。 16日未明から福島第一原発4号機をめぐり危機的状況が生じている。国家の総力をあげてこの危機を乗り切らなくてはならない。 現場では命を捨てて東京電力の原子力専門家、自衛隊員が危機の回避につとめている。日人同胞と日国家のために文字通り命を賭して働いている人に心の底から感謝する。日人にはこのような、静かだが強い愛国心がある。われわれのこころの中に眠っている愛国心を引き出し、団結して国難に対処しよう。 〔中略〕国民1人1人に求められるのは、日人の底力に対する自身と信頼を再確認することだ。日人は、ふだんは国家や民族を意識しなくとも、危機に直面すると、強い同胞意識と静かな愛国心が燃える。だから事態に冷静に対処できる。 【佐藤優の眼光紙背】:「日国家と日人の生き残りは国民の団結にかかっている。」 http:/

  • media debugger - 尖閣=釣魚島をめぐる諸言説批判――(1) 浅井基文「日中関係への視点」

    「尖閣諸島=釣魚諸島の歴史的経緯は?」、「続:尖閣諸島=釣魚諸島の歴史的経緯は?」に続いて、尖閣=釣魚島(Diaoyu Dao)をめぐる左派の諸言説を批判する。というか、これらはもうほとんど片っ端から批判していきたいくらいであり(▼1)、昨日中国で展開された「反日デモ」も、単に日の極右による「緊急国民行動」に対抗する一時的な動きとしてではなく、左派を含む「オール・ジャパン」現象(要するに日の右傾化)に対する根底的な異議表明として捉えるべきだと思う。 とはいえ、いくらなんでも左派の諸言説をあらかた批判している余裕はないので、ここでは以下の三氏の言説を取り上げることにする。 (1) 浅井基文「日中関係への視点」 (2) 前田朗「尖閣諸島問題の基文献について」 (3) 目取真俊「中国漁船の船長釈放について」 この三氏をことさら選んだ理由は、上記の言説が、<佐藤優現象>に疎遠あるいは批判的な

    dimitrygorodok
    dimitrygorodok 2010/10/18
    リンク先も読んでいきたい
  • media debugger - 尖閣諸島=釣魚諸島の歴史的経緯は?

    尖閣諸島=釣魚諸島の沖合で海上保安庁の追跡を振り切ろうとして巡視船に衝突し、海保に逮捕された中国漁船の船長の拘置が延長された。事件については、9月9日の段階で各紙が一斉に社説で報じている(▼1)。内容は今さら説明するまでもなく、(1)「逮捕は当然」であり(読売・朝日)、「日の対応を非難する中国側に理はな」く(毎日)、「政府が「法令に基づき厳正に対処していく」(仙谷由人官房長官)としているのは当然」であり(東京)、むしろ「事件発生から逮捕まで半日近くかかったのは疑問」(産経)であり、(2)「ネット世論が混乱を煽(あお)った5年前の「反日」暴動を再現させるようなことがあってはなるまい」(読売)、「ネット上でも対日批判の書き込みが相次ぎ、北京の日大使館前では抗議活動があった」(朝日、毎日・東京も同様)、「単なる違法操業でなく、漁船を装った情報収集や工作活動の疑いもある」(産経)などとして、(

    dimitrygorodok
    dimitrygorodok 2010/09/29
    『1951年のサンフランシスコ講和会議(中国代表は招聘すらされなかった)でも米軍による支配が追認された。』<の「中国代表は招聘すらされなかった」事が現在まで残る禍根を生んだのか……
  • media debugger - 『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』がそれでも売れるわけ (1)

    加藤陽子著『それでも、日人は「戦争」を選んだ』が、やたらと売れているらしい。 普通のよき日人が、世界最高の頭脳たちが、「もう戦争しかない」と思ったのはなぜか? 高校生に語る――日近現代史の最前線。 ・・・という煽りを読むだけで、十分げんなりしてくるが、Amazon書評でも、著者の歴史観が左でも右でもなく「公平」で「客観的」で、「巨視的な視点から戦争が捉えられ」ていて、「切り口」が「極めて斬新」で、「ハイレベルな内容を平易に語ってい」る、というように賞賛されている。ちなみに、数少ない批判的なコメントのほとんどは、右からの「反日」呼ばわりだった。小沢一郎が今ではほぼ右からしか叩かれなくなっているのも当然だと思える右傾化ぶりである。 だいたい書はタイトルからしておかしいと思う。日人が選んだのは「戦争」というより侵略なのだから、来なら、「普通のよき日人が、世界最高の頭脳たちが、「も

    dimitrygorodok
    dimitrygorodok 2010/01/28
    『みずからが救われるかどうかという感覚、これに突き動かされて征韓論は主張された』<ぶっちゃけ自分の都合だけで人の物に手を出したと言う事で何ら言い訳にならないデスね
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