今から2年前のことなのだが、突然「サンマさんの『ホンマでっかTV』から出演しませんか?」とオファーがやってきた。なんでもドン底人生を経験したパネルの一人として私の体験談を語ってほしい、と。どうやら7年前に私が執筆した『ドアの向こうのカルト』(河出書房新社)を読んでとのことらしい。 あのサンマさんを生でみられる! と思いスタジオのセットに入ったら吹いてしまった。自分の座る場所に「洗脳評論家」というプレートがおいてあったからだ。なんともものものしい肩書きかと思ったが、撮影収録はたのしくあっという間に終了。 放送をみたら、そのコーナーの中で5人のパネリストがいたにも拘らず、私のカルト体験談トークが半分を占めて盛り上がっていた。 * エホバの証人の信者として育った私は、子供の時から「ハルマゲドンが来るから大学にいかないで布教活動をしろ」と教えられてきた。 現在、私、佐藤典雅(現48歳)は川崎市で発
ごぶさたぶりでございます。上馬教会随一のズータラ教会員の面目躍如で、長いことブログ更新をサボっておりました。Twitter担当の太郎君に「お前、いい加減にせえや」と言われて、ようやく筆を取っている次第でございます。 最近、ふと気づいたことがありまして。ノンクリスチャンの方でもよく知っていて、よくあちこちに引用される「神様は超えられない試練を与えない」という聖句についてです。これはコリント人への手紙第一の10章13節のことばなのですが、世間ではこの13節だけが有名になってしまって、その前後の節はちっとも 有名じゃないんです。 10章全部を読んでいただければ分かるのですが、この章で語られているのは主に誘惑に対するあり方です。この章は人生を生きている上でやってくる様々な誘惑にいかに対処するか、ということが書いてある章なんです。その中でこの「神様は超えられない試練を与えない」とい うことが書かれて
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