「黒子のバスケ」脅迫事件を覚えているだろうか。2012年、人気マンガ「黒子のバスケ」(集英社)のイベントやタイアップ商品が売られているコンビニ、書店などを標的に、何通もの脅迫状が送られた。実際には健康被害を受けた人はいなかったが、イベントの中止や商品の撤去を余儀なくされたケースもあった。そして昨13年、30代半ばの男性が逮捕され、今年になって裁判が行われていたのだ。判決公判は14年8月21日に行われ、渡邊博史被告人に対して求刑通り懲役4年6カ月の実刑判決がくだされた。それを受けて渡邊被告人は「謝罪はしない」としてきた従来の姿勢を変えずにコメントを発表し、「努力教の自明性に溺れたお前らが納めた税金で、自分はプリズンニート生活を満喫させてもらうわ」といった挑発的な部分が大きく報道された。 私はこの被告人と小さな接点を持っている。脅迫状は「創」(創出版)という雑誌にも送られ同誌がそれを掲載したこ
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