イタンジは7月24日、ブロックチェーンを利用した電子契約サービス「電子契約くん」を提供開始すると発表した。見据えるのは、賃貸契約のワンストップ化。10月に国土交通省が開始する予定の社会実験、オンライン上で賃貸借契約ができる電子契約くんと、9月に開始するB2C向けサービス、セルフ内見型新賃貸サイトまであわせて、内見から、申込み、契約までのワンストップ化を目指す。 電子契約くんは、国土交通省の推進する社会実験への対応を見据えたブロックチェーンを利用する安全な電子契約サービス。従来の不動産の賃貸借契約では、宅建士による「対面」での契約に関する重要事項説明と重要事項説明書(35条書面)と賃貸借契約書(37条書面)の交付が義務付けられていた。 電子契約くんでは、将来の規制制度改革を見据え、インターネットを経由したテレビ会議と、電子サインサービスを利用した電子契約システムにより、賃貸借契約の電子化を実