JR東日本に掲示を拒否された奥州市水沢区黒石町の黒石寺(こくせきじ)で行われる伝統行事「蘇民祭(そみんさい)」のポスター。2008年は2月13日に行われる。ポスター内の写真は2006年開催時のもの(奥州市提供)。(c)AFP/OSHU CITY 【1月9日 AFP】千年の歴史がある「裸祭り」の伝統が、時代の変化の壁に阻まれた。JR東日本(JR East)が、岩手県奥州市に伝わる伝統行事のポスターを「不快感を与える」として掲示を拒否していたことが明らかになった。 掲示を拒否されたのは岩手県奥州市水沢区黒石町にある黒石寺(こくせきじ)で毎年2月に行われている「蘇民祭(そみんさい)」の宣伝ポスター。ふんどし姿の男性たちが厳寒の深夜、幸運を願い、もみ合いながらお守りの入った「蘇民袋」の争奪戦を繰り広げる。2008年は2月13日に予定されている。 同市はこの祭りのポスターを数十年来作製しているが、J