BMWも通常走行時に基準値を超えるNOxを出している、と報じられている。一方、BMWは違法なソフトや制御を行ってないというリリースを出した。VW以外のメーカーが、基準を守っているのに実走行テストでNOxを出すことは十分に考えられると思う。なぜか? 燃費を向上させようとすれば必ずNOxが出やすい環境になってしまうからだ。 欧州は1990年代から二酸化炭素を地球温暖化ガスの主因と考え、減らすことを考えていた。二酸化炭素の排出量を減らそうとすれば、燃料の消費量を減らさないとならない。燃費の改善が大きな目標となる。方やアメリカは地球温暖化防止会議で削減目標の公約を拒否したことでも解る通り、二酸化炭素の排出量削減には興味をしめしておらず。 むしろロサンゼルスなどで発生してい地域的な大気汚染を防ぐべく、NOxなどの削減に注力してきた。つまりアメリカでは二酸化炭素よりNOxが悪者。欧州ではNOxより二酸
ディーゼルの排出ガスに光化学スモッグの原因となる有害物質が… VWのディーゼル車両の排気ガス不正により基準値より多く排出されるNOxだけれど、メディアを含め、皆さんどんな物質なのか御存知ないようだ。以下、NOxとその危険度についてまずは紹介したいと思う。 今回の不祥事で引責辞任したウィンターコーンCEO(最高経営責任者)は8年に及ぶ陣頭指揮で世界シェア一位を目指していた。 まず正式名称は『窒素酸化物』となる。もう少し詳しく書くと『一酸化窒素』と『二酸化窒素』等で、自動車の排気ガスから両方出るため『NOx』と表記されます。 無味。無臭の気体で、排気ガス中に含まれていても全く解らない。 人体に対する直接的な加害性だけれど、濃度で決まってくる。長期的な環境基準は0,06ppm以下。短期だと0,2ppm以下なら問題ないとされてます。参考までに書いておくと石油ファンヒーターなど室内で使った時のNOx
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