ブックマーク / p2ptk.org (15)

  • Viceは死ぬべくして死に、404 Mediaは生まれるべくして生まれた | p2ptk[.]org

    以下の文章は、コリイ・ドクトロウの「Vice surrenders」という記事を翻訳したものである。 稿はVice Mediaの崩壊について書かれたコラムだが、Viceの崩壊により生み出された404 Mediaについては、WirelessWire Newsに掲載された論考「ジャーナリスト自身が運営する404 Mediaにみる『オルタナメディア』の可能性」が大変に面白かったので、ご一読をおすすめしたい。 Pluralistic Viceは、まさに自らの生き様そのままに死んだ。より狡猾な捕者にだまされ続け、その一方で自らの捕能を、自社の愚かな経営陣以上に騙されやすい者たちに向け続けた。安らかに眠れ。あのViceはもういない。 Viceを知らない人のために説明しよう。Viceはカナダ発メディアのサクセスストーリーだった。一握りのヒップスターたちが立ち上げた企業で、その創設者の一人は後にP

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    dltlt 2024/09/07
    「ライターたちは自腹を切ってPACERの裁判記録を検索していたのだ。」
  • 『インターネットのなおしかた』:メタクソ化との戦い | p2ptk[.]org

    以下の文章は、電子フロンティア財団(EFF)の「Podcast Episode: Fighting Enshittification」という記事を翻訳したものである。稿はEFFのポッドキャストシリーズ「How to Fix the Internet」のエピソードの書き起こし記事である。 Electronic Frontier Foundation 初期のインターネットには「技術的自己決定」が数多く存在していた。つまり、必要なものだけを選択したり、プライバシーを保護したり、自分の体験をコントロールできた。問題は、その自己決定を行使するには相応の技術的スキルを必要としたことだった。しかし、もしそのスキルが必要なくなったらどうだろう? オンラインのプライバシー、セキュリティ、相互運用性、言論の自由がもたらす恩恵が、すべてのインターネットユーザに平等に分配されるとしたら? %3Ciframe%2

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    dltlt 2024/09/07
    adversarial interoperability(敵対的相互運用性)
  • またしてもプライバシーより自社の利益を優先したGoogle――サードパーティークッキー廃止を撤回 | p2ptk[.]org

    以下の文章は、電子フロンティア財団の「Google Breaks Promise to Block Third-Party Cookies」という記事を翻訳したものである。 Electronic Frontier Foundation 先週、Googleは方針を転換し、Chromeでサードパーティクッキーをブロックするという長年の約束を撤回した。この決定は、ユーザのプライバシーに悪影響を及ぼす一方、Google自身のビジネスには大変に都合がいい。サードパーティクッキーは、企業が監視や広告ターゲティングを目的として、広範囲に及ぶユーザのオンライン活動を詮索できるトラッキング技術だ。これらのクッキーがもたらす消費者への悪影響は長年にわたって詳細に記録されていて、SafariとFirefoxはすでに2020年からサードパーティクッキーをブロックしている。Googleもこの事実を認識しており、20

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    dltlt 2024/08/30
    第三者Cookie 廃止するとADプラットフォーム市場でGoogleが有利になりすぎるから、英国の競争法当局から執行されそうになって止めた筈(※下の方に書いてある)。 他のADテク事業者や広告主が当局に請願した訳だろう。
  • 国連サイバー犯罪条約がもたらす最悪の悪夢 | p2ptk[.]org

    以下の文章は、コリイ・ドクトロウの「Holy CRAP the UN Cybercrime Treaty is a nightmare」という記事を翻訳したものである。 Pluralistic 国連の専門機関にNGO代表として参加した長年の経験から学んだことが一つあるとすれば、国連の条約は危険で、権威主義国家と貪欲なグローバル資家の不道徳な同盟に利用される可能性があるということだ。 私の国連での仕事のほとんどは著作権と「補助的著作権」に関するものであり、戦績は2勝0敗だった。ひどい条約(WIPO放送条約)を阻止し、素晴らしい条約(著作物へのアクセスに関する障害者の権利に関するマラケシュ条約)の成立を手伝った。 https://www.wipo.int/treaties/en/ip/marrakesh ひげを剃ってスーツとネクタイを着てジュネーブに行く必要がなくなってから何年も経つが、それ

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    dltlt 2024/07/29
  • 自動車メーカーは顧客の運転データをデータブローカー/保険会社に販売するな | p2ptk[.]org

    以下の文章は、電子フロンティア財団の「Car Makers Shouldn’t Be Selling Our Driving History to Data Brokers and Insurance Companies」という記事を翻訳したものである。 Electronic Frontier Foundation 週末のヨセミテへのドライブで、あなたは何度かアクセルを踏みこんだかもしれない。あるいは、予約した病院に向かう途中に急ブレーキを踏んだかもしれない。もしあなたの車にインターネット機能、GPSトラッキング、OnStarが搭載されているなら、車はあなたの運転履歴を知っている。 そして我々は今、あなたの自動車保険会社もそれを知っているかもしれないということを知った。 先日のニューヨーク・タイムズ紙の記事で、カシミール・ヒルは、このような日常的な車の使用状況から、あなたの運転習慣と行動デ

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    dltlt 2024/06/22
    MDL-3115 IN RE: Consumer Vehicle Driving Data Tracking Litigation https://www.jpml.uscourts.gov/sites/jpml/files/MDL-3115-Transfer_Order-5-24.pdf
  • エリートの、エリートによる、エリートのための“反民主主義”――とその解毒薬 | p2ptk[.]org

    エリートの、エリートによる、エリートのための“反民主主義”――とその解毒薬投稿者: heatwave_p2p 投稿日: 2024/5/202024/5/20 Pluralistic 「現実主義者」が「クズ野郎」の代名詞になっているのをご存知だろうか。たとえば「私は人種差別主義者ではなく、ただの『人種リアリスト』だ」という具合に。同じ「現実主義」は、民主主義そのものを否定するためにも使われている。自称「リバタリアン・エリート主義者」たちの間でだ。彼らは、社会科学によって民主主義が機能せず、そして機能しえないことが証明されていると言う。 あなたも、このイデオロギーの亜種に触れたことはあるだろう。我々の認知バイアスが熟議を不可能にしているだとか、「推論は真理を追求するようにデザインされたのではない。推論は議論に勝つように進化によってデザインされたものだ」とか。 あるいは、有権者は「合理的無知」で

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    dltlt 2024/05/21
  • Google検索を殺した男――Googleはいつ、どこでメタクソ化に舵を切ったのか | p2ptk[.]org

    Google検索を殺した男――Googleはいつ、どこでメタクソ化に舵を切ったのか投稿者: heatwave_p2p 投稿日: 2024/4/272024/4/27 Pluralistic どんなデジタルビジネスでも、技術的には「メタクソ化」できる。つまり、ビジネスの根的な機能をユーザごとにリアルタイムで変更できるため、ビジネス顧客、エンドユーザ、株主の間で価値を素早く移転できるのだ。 https://pluralistic.net/2023/02/19/twiddler/ このスレッドをエッセイ形式で読んだり共有したい方は、私の監視フリー、広告フリー、トラッキングフリーのブログ、pluralistic.netをチェックしてほしい(訳注:もともとのテキストはTwitter上のスレッドに書かれている)。 https://pluralistic.net/2024/04/24/naming-n

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    dltlt 2024/04/28
    「取締役会で、Googleの全盛期を支えた古参Googlerであるベン・ゴームズが、コンピュータサイエンティストからマネージャーに転身したプラバカール・ラガバンとの闘争に敗れた」
  • AIアートと著作権:「Stable Diffusionを違法化するためのロジック」が人間のアーティストを苦しめるワケ | p2ptk[.]org

    AIアートと著作権:「Stable Diffusionを違法化するためのロジック」が人間のアーティストを苦しめるワケ投稿者: heatwave_p2p 投稿日: 2023/4/82023/4/8 Electronic Frontier Foundation アーティストたちは、Stabile Diffusionなどの自動画像生成ツールが自分たちの作品市場を縮小させる可能性を、当然のことながら懸念している。我々は自動化で仕事を奪われる人たちを見捨てるような社会に生きている。そして、ビジュアルアーティストという職業はすでに不安定な立場に置かれている。 こうした状況にあって、著作権にすがろうとするのは自然なことではある。著作権はアーティストが作品から対価を得られるよう保証するものだからだ。だが、一部のアーティストたちがStable Diffusionを相手取って起こした集団訴訟で主張している著作

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    dltlt 2023/04/09
    Diffusionモデルは、付与されたタグで教師画像を復元するよう「条件づけ」られているのであって、「分析」もしていなければ「学んで」もいない。元タグ同等のpromptによらずば復元ではないだろうが、「二次的」ではある。
  • Mastodonインスタンス運営者のための法律入門 | p2ptk[.]org

    Electronic Frontier Foundation 誰かがホストする「インスタンス」に参加したり、フリー/オープンソースソフトウェアを自分の管理するサーバで動かして自分自身のインスタンスを構築したりと、Mastodonなどの連合的な代替ソーシャルメディアで実験を始める人たちが増えている(フェディバースのムーブメントおよび参加方法についてはこちらから)。 フェディバースは、FacebookやYouTubeのような巨大かつ単一なソーシャルメディアプラットフォームではない。相互接続されたサイト/サービスのエコシステムであり、どのサイトやサービスにアカウントを持っていても、互いに交流できる。つまり、ユーザは自分自身のソーシャルメディア体験をカスタマイズ/コントロールできるようになり、一握りの大手テック企業が支配するモノカルチャーから抜け出せるのである。 一方、インスタンスの運営者は、そう

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    dltlt 2022/12/30
    米国法だけだった
  • Mastodonに注目が集まっているのはなぜ? | p2ptk[.]org

    Mastodonに注目が集まっているのはなぜ?投稿者: heatwave_p2p 投稿日: 2022/12/172022/12/17 EDRi イーロン・マスクTwitterというおもちゃを購入したことに、多くの人が懸念を抱き始めた。地球上で最も裕福な男性は、Twitter社を買収することで政治的発言や公共の議論の最も強力なオンラインプラットフォームの1つを好き勝手に支配できるようになった。 Twitterはユーザ数だけで成り立っているわけではない。実際、月間アクティブユーザ数は4億人ほどで、Facebookの30億人、YouTubeの26億人に比べれば遥かに小さい。 Twitterの影響力は、そこにいる人々に由来する。政治家、記者、研究者、億万長者の投資家、著名人、活動家(EDRiやメンバー組織を含む)たちが集い、混在する場だからだ。 その中には数百万のフォロワーを持つアカウントもある

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    dltlt 2022/12/18
    マスク、Fediverse全体を「実質巨大なサービスなのにモデレーションが行き届く仕組みが無い」等と非難し始めるかな?(GDPR や DSA などの欧州法と相性が悪い気はする)
  • 独最高裁:Sci-hubのブロッキングは「(文字通り)最後の手段」でなければならない | p2ptk[.]org

    独最高裁:Sci-hubのブロッキングは「(文字通り)最後の手段」でなければならない投稿者: heatwave_p2p 投稿日: 2022/10/272022/10/27 TorrentFreak ドイツ連邦司法裁判所は、著作権者が海賊版サイトへのアクセスを制限するためのサイトブロッキング命令を求めることができる条件を明確にした。ドイツテレコムは、著作権者にはより合理的な選択肢があるとして、Sci-HubとLibgenへのDNSブロッキングの実施を拒否してきた。裁判所は、サイトブロッキングは最後の手段であるべきだと意見に同意した。 Sci-HubとLibgenは、科学論文、研究、知識へのデジタル障壁を取り払い、ユニバーサルなアクセスを可能にしたことで高い評価を得ている。 このミッションは、多数の学者・学生の双方から支持を集める一方、Sci-HubやLibgenが無償提供する数百万の論文の

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    dltlt 2022/10/29
    8月末に高裁へ行ったソニー・ミュージック 対 Quad9 の裁判にも影響……?
  • 1.1.1.1:パブリックDNSへのブロッキング命令に抗うCloudflare | p2ptk[.]org

    1.1.1.1:パブリックDNSへのブロッキング命令に抗うCloudflare投稿者: heatwave_p2p 投稿日: 2022/9/182022/9/18 TorrentFreak ウェブブロッキングの拡大を目指す著作権者たちは、DNSリゾルバをターゲットにし始めている。そのメインターゲットの1つがインターネットインフラ企業のCloudflareだ。同社はCDNサービスの顧客のウェブサイトへのブロッキング命令には従う一方で、同社の1.1.1.1 DNSリゾルバのドメイン遮断は行き過ぎだと考えているようだ。 海賊版対策としてのウェブサイト・ブロッキングは、世界中でますます一般的になってきている。 既に数十カ国で、ISPが裁判所から海賊版サイトブロッキングを命じられている。また、そうしたブロッキングが業界間の合意に基づく自主規制と言うかたちで実施されることもある。 Cloudflare

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    dltlt 2022/09/19
    接続元のASをみて地域(というか法域)を判定する仕組みを1.1.1.1に入れるのは、CDNサービスでエッジサーバ単位でブロック対象を設定すればいいのとは次元が違う? 1.1.1.1が地域ごとにエッジサーバを持てないとすれば……
  • なぜ「電動車いすを修理する消費者の権利法」なるものが必要とされたのか | p2ptk[.]org

    なぜ「電動車いすを修理する消費者の権利法」なるものが必要とされたのか投稿者: heatwave_p2p 投稿日: 2022/6/92022/6/9 Electronic Frontier Foundation EFFがコロラド州の「車いすを修理する権利」法を支持する理由 車いすの故障 300万人のアメリカ市民が車いすに頼って暮らしている。その車いすは500億ドル規模の耐久性医療機器産業(Durable Medical Equipment industry)の主要な牽引役でもある。多くの人が、宅内の移動、通勤、買い物、家族と過ごす時間をはじめ、基的な生活を車いすに頼っている。とりわけ電動車いすは、高度なコンピュータを搭載し、周囲の環境にダイナミックに対応できる。 携帯電話やノートパソコンを落としてしまった経験のある人ならご存知だろうが、持ち運びを伴う機器は、いずれ修理が必要になる。これは電

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    dltlt 2022/06/09
    タイヤチューブは規格品のようなので、「修理できない」事情の例として挙げられているのが不思議である。車輪の取り外しや取り付けに専用の工具か何かが必要なのか?| 安全規格との関連も挙げられていない。
  • Googleに騙されてはいけない:FLoCは邪悪なアイデアである | p2ptk[.]org

    Electronic Frontier Foundation サードパーティクッキーは死につつある。そしてGoogleはその代替手段を作ろうとしている。 ご承知の通り、クッキーの死を嘆く必要など微塵もない。サードパーティクッキーは20年以上に渡り、ウェブ上の不気味で胡散臭い、数十億ドル規模の広告監視産業の要であった。だが、その基盤に暗雲が立ち込めるようになったことで、最大手のプレイヤーはなんとか窮地を脱しようとしている。 Googleは、サードパーティクッキーを新たなターゲティング広告テクノロジーにリプレイスするべく奔走している。その提案のいくつかは、Googleが従来の監視ビジネスモデルへの批判から正しい教訓を学んでいないことを露わにしている。稿では、おそらく最も野心的で、最も有害な影響を及ぼしうる提案の1つであるFLoCに焦点を当てる。 FLoCは、サードパーティトラッカーが行ってい

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    dltlt 2021/03/06
    元記事タイトル、超訳しないほうが
  • Twitterと相互運用性:巨大プラットフォームではなくインターネットを修正せよ | p2ptk[.]org

    Twitterと相互運用性:巨大プラットフォームではなくインターネットを修正せよ投稿者: heatwave_p2p 投稿日: 2021/2/112021/2/11 Electronic Frontier Foundation 2019年の終わりに、Twitterのジャック・ドーシーCEOは、“Project Blue Sky”を打ち出した。これは、Twitterシステムに参加するユーザ(ないしユーザの代理となるツール)に現在よりも強力なコントローラビリティを与える、相互運用化・連合化・標準化されたTwitterのプランであった。我々は興奮した。これが相互運用可能な分散型ソーシャルメディアの世界への大きな飛躍を意味していたからだ。特に、ドーシーがマイク・マズニックの優れた論文「Protocols, Not Products」を引用していることに興奮が止まらなかった。 あれから1年以上が経ち、

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    dltlt 2021/02/11
    「相互運用可能な世界では、あるコミュニティにおいて許されない表現をそのコミュニティのメンバーが決定できる。」←これが「他のコミュニティ」との相互運用性に影響するが、そこまで議論していない。
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