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読書と書評に関するdlurのブックマーク (3)

  • 2009.4a / Pulp Literature

    Peter Boxallの"1001 Books"【Amazon】が凄い。英文学を中心に、古今東西1001冊ものフィクションを紹介している。こういうのは得てして「名作」ばかりになりがちだけど、書はかなりバランスを重視しており、古典から現文まで幅広く揃えている。なかなか目新しいリストなので、外国文学が好きな人は要チェックだろう。 日からは、村上春樹・大江健三郎・三島由紀夫・芥川龍之介・夏目漱石が名を連ねている。このなかで意外なのが夏目漱石で、なぜか『こころ』が入っているんだな。どちらかというと内向きの小説というイメージだったので、まさか外国人受けするとは思わなかった。川端ではなく、漱石なところがまた渋い。 以下、1001冊のリスト。年代の新しい順にソートした(上が新しく下が古い)。 2000年代 カズオ・イシグロ『わたしを離さないで』 イアン・マキューアン『土曜日』 ゼイディー・スミス『

  • 勝間和代さんが選んだ良書・50冊

    2/9 の週刊ダイヤモンドで「年収が20倍増えた仕事術『グーグル化』知的生産革命」という特集が組まれています。 週刊 ダイヤモンド 2008年 2/9号 [雑誌] ダイヤモンド社 2008-02-04 売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools 特集の内容は、20万部のベストセラー、「効率が10倍アップする新・知的生産術」の著者・勝間和代さんの知的生産力を高める技法の紹介で、にも書かれていない極意まで伝授しています(と書かれてます)。 効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法 勝間 和代 ダイヤモンド社 2007-12-14 売り上げランキング : 6 おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools 特集の前半は、勝間さんが書くが売れる秘密。その理由として、次のように書かれています。 勝間和代は「売れている」のではない

    勝間和代さんが選んだ良書・50冊
  • 小説家のバイブル「小説の技巧」

    小説は自由だ。何をどう読もうと勝手だ。 けれども、小説から快楽を得ようとするなら、その技巧を知ることは有意義だ。前立腺やGスポットの場所を知らなくてもセックスは可能だが、より快楽に貪欲になるのなら、知っておいて損はないのと一緒(訳者の柴田元幸はもっと上品に、「ショートカットキー」に喩えてた)。「ヤってるうち自然と身につく」という奴には、「愚者は経験に学ぶ」という箴言を渡す。快は無限だが、生は有限。読める数は限られている。 同時に、小説書きにとってはバイブル級。読者を快楽の絶頂へ導く手引きが解説されているのだから。プロットやキャラといったハウツーを超え、マジック・リアリズムや異化、多声性、メタフィクションといった質的なレベルで語られる。しかもサリンジャーやナボコフ、ジョイスといった練達者のテクストが俎上乗っている。心してかかれ。 ただし、いそいで付け加えなければならないのは、「知る」ことと

    小説家のバイブル「小説の技巧」
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