こんばんは。 前回の記事に引き続き、今回はESP-WROOM-32 ( ESP32 ) のUSB電源の突入電流を考察していこうと思います。 これは、ESP-WROOM-02 ( ESP8266 ) にも使える知識だと思います。 前回の記事では、電流検出抵抗(シャント抵抗)を使って、ハイサイド(5Vおよび3.3V側)測定とローサイド(GND側)測定を行い、ESP-WROOM-32 ( ESP32 )が吸い込む電流値と5Vラインの突入電流(インラッシュカレント)を測定しました。 ESP-WROOM-32 ( ESP32 )単体使用した場合の消費電流は、MAX 600mA と考えて設計すれば良いだろうという結論に達しましたが、電源投入時の突入電流抑制については未解決でした。 突入電流(インラッシュカレント)は接続するポートによって3Aを超えてしまったので、そのラインに接続してある素子を破壊する可