国際伊藤忠エネクスは7日、子会社の伊藤忠工業ガスとともに設立したインドネシア法人「ITCエネクス・インドネシア」が産業ガスの充てん施設を竣工したと発表した。 充てん施設は、伊藤忠商事と現地大手財閥のシナルマスグループが開発・運営するカラワン工業団地に建設。この施設を拠点に、インドネシア法人は今後、工業団地内外の日系企業や現地企業に炭酸ガス、酸素ガスなど高圧ガスを供給する。充てん施設は敷地面積4000平方メートル、延床面積800平方メートルで、20トンのタンク2基を備える。 伊藤忠工業ガスは、日本国内で100年にわたって製造業、食品産業、医療機関向けの高圧ガス供給を手がけている。