聲の形 作者:大今良時 掲載誌:『週刊少年マガジン』(講談社)2013年- 単行本:講談社コミックスマガジン 6年2組に、おとなしげな転校生「西宮硝子」がきた。 聴覚障碍者ゆえ、学校では筆談で意思疎通する。 「障碍者へのイジメ」が本作のテーマ。 大声だして聴力をためすなど、主人公「石田将也」の側からの。 教師に注意されるが、指導は不徹底で解決にいたらない。 「本当に聞こえないのか確かめたかっただけっす」 「ならやり方を変えるんだ。西宮に直接聞きなさい」 (え~そんなのつまんねーじゃん) 「好きな子ほどイジめたい」的な辯解の余地なく、衝動的で無反省。 変な朗読をマネしたり。 障碍者への虐待は、どんな観点からも肯定できない最低の暴力だが、 ありふれた現実でもある。 作者の母は手話通訳士で、身近な見聞をとりあげたらしい。 補聴器をとられる話など、アマゾンレヴューでも共感よぶ。 将也の家は父親不在