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ブックマーク / manga-1.com (278)

  • きくちゆうき/100日後に死ぬワニ | マンガ一巻読破

    100日後に死ぬワニ (ゲッサン少年サンデーコミックス) (amazon) ■ワニは100日後に二度死ぬ。いやまだ100日たってないか。 今更ですが四十九日が過ぎたということで、ワニ(53票)こと100日ワニについて。 作品は、SNS上で一日1コンテンツがアップされていき、100日後と示された日に向かってカウントダウンしていく、そのリニア性が評判になってフォロワーやいいねを増やしていたものです。 100日後当日には様々なファンアートというかパロディが家の公表前にSNS上に出てくる人気で、これは著者の最終回がまだ発表されていないのに酷いのでは?との苦情の声も出ましたが、そうした声が一気にかき消されることになったのが終了後の怒涛のマーチャンダイズ発表でした。 100日めに著者がワイドショーに出演、これはSNSで話題になっているといっても素性のしれない人をテレビが呼んでくるわけもなく、裏に仕掛

  • 【オススメ】 鈴木マサカズ/マトリズム | マンガ一巻読破

    マトリズム 1 ■【オススメ】麻薬を扱いつつ 淡々としているのが個人的には逆に興味深いが、 主人公のキャラクター設定が雑に見えるのは難点。 彼女を待っている学生の部屋に 目つきの悪い男性二人がやってくる。 彼はインターネットで大麻を仕入れて 大学で転売して儲けていた。 男たちはそれに目をつけてやってきたのか・・・。 そう思った学生の考えは、 半分は当たり、半分は外れだった。 マトリは麻取、麻薬取締官のお話。 ということは一話目はわからずに読んだほうが面白い。 とはいえ単行の紹介でそういうわけにもいかないので、 これは雑誌用一話試読用の捨てネタと考える他ない。 以降は麻薬取締官を主人公に、 取り締まられる側のエピソードを描いていく。 目的は薬物蔓延の阻止、しかし売人を挙げるとなると 被害も相応にないとならないわけで、 というジレンマ。そもそも麻薬について それを取り締まるということが当に

    dododod
    dododod 2018/05/20
    こんなあまり売れなさそうな表紙だったの、、、と思うが正解はわからないな
  • 【オススメ】 OYSTER/新婚のいろはさん | マンガ一巻読破

    新婚のいろはさん : 1 (アクションコミックス) ■【オススメ】 非常に普通な新婚4コマもの。 初々しさに説得力を与える設定をきちんと用意しているのは良し。 新婚で新しいマンションの部屋で夫婦暮らしを始める 男女。ちなみに部屋にはほぼ何もない状態、 というところから始まる4コマもの。 ダンナさんに生活能力はあまりなく、 でも連載4抱える漫画家さん。 ちょっと捻った4コマ漫画を描いているようで、 なのでアシスタントもいない様子。 奥さんとの馴れ初めも地元での幼馴染で、 押しかけ女房的にやってきて付き合いも そこそこに結婚と相成ったらしい。 ということで、主人公たちが新生活を構築していく 初期の様から読者に見せていくスタイル。 なんということはないが、ほのぼのとしていて楽しい。 まぁしかし、美人で自分のことを好きな幼馴染がいて、 って話は考えてみれば漫画として定番。 ただ、漫画家の主人公と

  • 【オススメ】 志摩時緒/君にしか教えない | マンガ一巻読破

    君にしか教えない (楽園コミックス) ■【オススメ】幼馴染の恋バナに年齢差と再会という 要素を突っ込んだ一作。著者の他作品と連関しているような ので大きなストーリーの一部と思うのが良いのだろう。 あさがおを持って帰る夏休みに入った小学生男子、 彼に話しかける少女は隣家の幼馴染。 で、彼はそのおねーさんのことが好きなのだった。 という冒頭の話は確かにおねしょたではあるのだが、 その次のエピソードでは彼は成長していて彼女と そういう行為に及んでいる。なので、まぁ、 おねしょた売りにしたら騙されたという人が 出るのではないかと。 幼馴染も年の差カップル、という話かと思うと、 彼には実は別に付き合っている子がいるという設定。 で、幼馴染同士は学校の生徒と先生という関係で、 その学校で偶然に再会したという設定でもあり、 まぁそのほうが自然ではあるのだが、 場面の切り取り方が恣意的なので読み手としては

  • 【オススメ】沢田新、浅井蓮次/バイオレンスアクション | マンガ一巻読破

    バイオレンスアクション(1) (ビッグコミックススペシャル) ■【オススメ】グロテスクなバイオレンスは これくらいソフトな描写だと読みやすいし質が迫ってくる、 ような気がする。 少女は男の最期の瞬間を見届け写真におさめて報告する。 彼女は、デリヘルの人気ナンバーワンの女の子・・・ に見えるが実はそのサイトは殺人依頼を受ける殺し屋サイト、 お相手10名弱は10pではもちろんなくて殺す相手の 人数。 か弱く可愛く見える、簿記の検定目指して学校通って 模試も受けている彼女が、キャンディガールな外見 ながら銃を使って標的を瞬殺していく、殺し屋物語である。 この手の作品としては珍しい絵柄。 軽やかに人を殺しつつ、殺し屋が狂っていない、 というのは、「ダーティペア 」みたい、と思ってしまった。あ、あの作品は 主人公たちのせいで結果的に人が大量に死んじゃう って不謹慎なSFでしたが・・・。 復讐のため

  • つるかめ/雨天の盆栽 | マンガ一巻読破

    雨天の盆栽 1 (マッグガーデンコミックス Beat’sシリーズ) ■女子高生話に盆栽ネタを混ぜ込んだ作品。 それ以上でも以下でもないが、絵としては魅せる。 人に合わせてちょっとずつ誰かにも自分にも嘘をつく、 そんな生活を送っている女子高生は、、 他人と合わせることをしない容姿端麗な同級生に、 何であんなに堂々としてるんだろう? と考える。誤解から彼女に接近したところ、 彼女は盆栽に関しては雄弁であり、盆栽と彼女の表情とに 惹かれて友人となるのだった。 女子高生の友人話、誰もがちょっと不器用 というところが読者の共感を呼びそうで、 そこに彼女たちをつなぐものとして盆栽という 要素を投入したのはユニーク。 盆栽を単なるネタではなく真面目に取り扱っている 点は偉いが、とはいえ編ではさほどの 情報が出てくるわけではない。あとがきを読めば、 それは作品に邪魔にならない程度に抑えているからだ、 と

  • 【オススメ】 麻生みこと/アレンとドラン | マンガ一巻読破

    アレンとドラン(1) (Kissコミックス) ■【オススメ】麻生みこと作品にしてはあんまり 跳ねない題材と主人公?と思いつつ、語り口は巧いので するする読んでいくと、いや、ごめんなさい、 さすがに面白く転がっていくのだった。 主人公は片田舎出身、近所のイオンモール的なものの、 その片隅のヴィレッジヴァンガード的な店で育ち、 大学生になり東京へ。単館系映画を 愛するいまどきの若者では 少数派なサブカル女子に育ってしまった。 SNSで同好の士かと思った相手と映画館で待ち合わせれば、 相手はいい年したオッサン。でも興味をもってくれた相手なので、 と思った自己評価の低い彼女の運命やいかに、というところで 薄い壁した家の隣人が初対面で助け舟を出してくれた。 ということで、隣人であるイケメン男子との話に突入。もちろん、 いきなり恋が始まったりはしない。彼女のほうは映画にしか興味がなく、 コミュニケーシ

    dododod
    dododod 2017/03/19
    自己評価が低い 自分が嫌い 女子に投影しよう
  • 【オススメ】 白浜鴎/とんがり帽子のアトリエ | マンガ一巻読破

    とんがり帽子のアトリエ(1) (モーニングコミックス) ■【オススメ】魔法使いもの。「魔法」の意味づけ方が興味深い。 ヒロインであるココは仕立て屋の娘。母の仕事を手伝い、 採寸などはお手の物。そんな彼女は、魔法と魔法使いに憧れを 持っていた。 魔法使いがいる世界の話。彼女の店に、魔法使いがやってくる。 そこで魔法が使われる場面に遭遇、見てはいけないとされていたが、 魔法をかける瞬間がみたい!という欲求に耐えかねた 彼女はこっそりと覗き見る。魔法は、かけるものでなくて、ペンで描くもの、だった。 実は彼女は昔、魔法の絵というものを買った過去がある。 そこに載っていたのは魔法陣。いままでずっと意味がわからなかったのだが、 実際の魔法使いの姿をみて、彼女は、絵の意味が何だかわかった。 そこで見よう見まねで作り始めると、魔法が発動する。というか、発動してしまう。 魔法は生まれつきの性質に基づき使

  • 【オススメ】 板垣巴留/BEASTARS | マンガ一巻読破

    BEASTARS 1 (少年チャンピオン・コミックス) ■【オススメ】窮屈さの中で生きるのが当たり前だと思っていた主人公は、 抗いきれない能が湧き上がることに困惑する。 動物擬人化もの。舞台である全寮制の学園には肉動物と草動物の双方が 通う。肉をらうのは学でもご法度。そういう世界の話である。 そこで起こった事件。それは、草動物の生徒が殺されたこと。警察によると、 肉獣が怪しいという。起こってはいけない事件。一体犯人は誰なのか。 そんななかフォーカスされるのは、ハイイロオオカミ。演劇部の裏方である彼は、 その風体、存在から、怪しがられる。作は、そんな彼が主人公である。 彼は極力、目立たぬように、威圧しないように、波風立てないようにしてきた。 が、事件以降、肉獣対草獣という図式がおもむろに提示 されてしまったことで彼はいっそう振る舞い方を考えなければならなくなる。 この話は

  • ニトロプラス、カズ山本、叶精作/凍京NECRO<トウキョウ・ネクロ> | マンガ一巻読破

    凍京NECRO<トウキョウ・ネクロ>(1) (ファミ通クリアコミックス) ■叶精作氏に描かせるというアイディアは面白いけれども。 ゲームのコミカライズ、レーベルもファミ通クリア、それで絵が 劇画の大御所叶精作氏。面白い組み合わせも、 それで一体誰にアピールしたかったのか。 話の設定はそれなりに複雑。気温が低下し米中戦争も起こったあとの サイバーパンク的な東京が舞台。ネクロマンサーがリビングデッドを 駆使してテロのようなものを仕掛けており、主人公はそうした ゾンビを狩る側の組織の人間。すごいガジェットでもって獲物を狩る。 そこに、人質となっていたらしき少女を保護、その子は自分の名前 以外の記憶がなく、その名は著名人と同姓同名。当人なのか? でもデータベースには記録がない。 ということを時系列には語らずに済ませるので、 初見の者には何がなんだか。 それでも読ませる勢いや面白さが作品にあれば別だ

  • 【オススメ】 犬上すくね/蛇沢課長のM嬢 | マンガ一巻読破

    蛇沢課長のM嬢 1 (サンデーGXコミックス) ■【オススメ】有能な営業マンが実はマゾ、それで ご主人様としてロックオンされてしまったヒロインのお話。 就業時間間近の受付にやってくるのはやり手である蛇沢課長。 彼はバラの花束を持って受付嬢に向かい「今、このバラの花束で、 私の顔を二度ほどぶってくれないか。」と言うのだった。 というのが読み切り版の冒頭。ちなみに連載版は舞台となる会社は変わらないが ヒロインが受付嬢から同じ部署の部下に変わっている。受付嬢だと やりとりの場が固定化されて展開の幅が極端に狭められるから、だろうか。 話の肝は、丸顔童顔のヒロインがなぜか女王様としてロックオンされてしまい、 普通の恋愛がしたいのにと当惑するところにある。で、人は両親のような朗らかな夫婦が理想と思っているのだが、しかし実際は親も・・・というオチも早々に示されており、 つまりは彼女は課長が言うとおり、

    dododod
    dododod 2016/10/16
    好き
  • 【オススメ】 桂明日香/レディ・ハニカム Side story of "HoneyComb" | マンガ一巻読破

    レディ・ハニカム Side story of “Honey Comb” (電撃コミックスEX) ■【オススメ】 「ハニカム」の面々がホテルの裏方で修行することに。 ファミレスでのわちゃわちゃを描いた ハニカム の続編というかサイドストーリー。好きだった作品が終わったような終わってないようなの状態だったので個人的には待望の一作。まぁ、いつもどおりの話ではありますが、 いや、この作品世界に関してはそれでいいような気がします。 話のきっかけは、大手レストランの令嬢であるトッキー、守時規子がすっかり自堕落になってしまったことを危惧した執事の爺やが一流の淑女となるよう仕込もうと画策したホテル修行、なのだが、それって働く側では難しいのでは・・・実際、忙しすぎてそれどころではないのだった、という展開に。ただなし崩しに終わってしまえばファミレス舞台の編とおんなじことになるので、いつもの面々に加えて、爺や

  • 【オススメ】 衿沢世衣子/うちのクラスの女子がヤバい | マンガ一巻読破

    << uP!!!NEXT〜水曜日のカンパネラ FREE LAGOOOOOON!!!〜 @潮風公園_20160916 | main | 【オススメ】 川端新/神軍のカデット >> うちのクラスの女子がヤバい(1) (少年マガジンエッジコミックス) ■【オススメ】役に立たない超能力もの連作短編。 クラス委員を一緒にしている女子にある日急に避けられるようになってしまった男子。 何が原因だろうと考えるが思い当たるふしがない。 そこで気づいたのがその日来ていたTシャツ。「寄らばはらわた引きずり出す!」と 書いてあったのが見えたのか。透けて見えることなどない、ないのだが、いやでも、「うちのクラスの女子ならありうる」 思春期性女子突発型多様可塑的無用念力、略して無用力。 そんな能力を持つ女子をあつめたクラスの物語。 基的には無害な上に役に立たない。 で、件の彼女は透視能力を持っているのだった。 しかも

  • 【オススメ】 新川直司/さよなら私のクラマー | マンガ一巻読破

    さよなら私のクラマー(1) (月刊少年マガジンコミックス) ■【オススメ】「四月は君の嘘」も良いが「さよならフットボール」 が大好きだった身には、その続編的作品ということで狂喜乱舞の一作。 著者は今回、前々作同様にサッカーをテーマにしたのか、 それも女子サッカーか、と思って読んでいたら、 前々作に登場した人物も出てくるのだった。 「 さよならフットボール 」は全2巻ということもありまとまりもよく、 このブログを開始して以来最も気に入った5作の中に入るような 絶品で大好きなのだが、その続きが読めるとは、感謝感激雨あられである。 まず話は中学の女子サッカーから始まる。 試合に負けた側が揉めており、一人で勝手にあがっていった 選手が責められていた。が、それを対戦相手が擁護する。 彼女が思うこと。突出した才能が環境のせいで死んでいく− ついていける人がいないために、生きてこないのだ。 勝った側は全

  • 【オススメ】 馬場翁、輝竜司、かかし朝浩/蜘蛛ですが、なにか? | マンガ一巻読破

    蜘蛛ですが、なにか? (1) (カドカワコミックス・エース) ■【オススメ】 コミカライズ作品らしいが、これはマンガで読んだほうが面白さ倍増だろう。作画家さんは大変だろうが。 主人公が目覚めるところから話が始まる。学校にいていきなり激痛に襲われたことは覚えている。しかし、声が出ない。体もおかしい。 でも痛みはない。そして彼女は殻を破って出てきたところにいるのは巨大な蜘蛛軍団、気持ち悪いと思ったが、いや、自分自身も蜘蛛なのだった。 とんでも転生もの。虫を擬人化するのではなく虫は虫そのままに、心情だけが人間というスタイルで描いたのが正解。虫というかモンスターものだが、虫が嫌いな人はちょっと気持ち悪いかもしれない。 全くなんの情報もないままサバイバルを迫られる不条理サスペンスもの、なのだがそれをコメディタッチで描くところが凄い。主人公はパニックに陥りはするが生存能のほうが強く、自分でなんとかし

  • 【オススメ】 堀尾省太/ゴールデンゴールド | マンガ一巻読破

    ゴールデンゴールド(1) (モーニングコミックス) ■【オススメ】少女が拾ったものは福の神、なのか? 思い込みが交錯するブラックなコメディ。 冒頭は江戸時代以前のような雰囲気。刀を持った者が浜辺で死体の群れを前にしながら呟く。「奴だけがおらん・・・」「・・・どこだ?」時がかわり、 同じ海岸沿いの現代、そこから場面は変わって福山のアニメイト。中学生の男女が買い物に来ている。微笑ましい青春ものに見えるが、彼女は昔ここで暮らしながら移住したらしく、かつてのクラスメートに目撃される。「一瞬人を値踏みするような空気」があると称されるように、なぜか彼女はそっけない雰囲気を纏いもする。 舞台は瀬戸内の離島。宿が有る島の中では一番人口が少ない、という場所である。そこに小説を書こうとする女性と編集者の男性が向かう。件の中学生もこの島の住民である。フェリーで初対面となった女子中学生は「なんかバカにしてた」とし

  • 久米田康治/かくしごと | マンガ一巻読破

    かくしごと(1) (月刊少年マガジンコミックス) ■情報量がこなれており、また作品世界の未来の話を前後に用意し て編をサンドイッチしている点は新機軸。 1980年前後のイラストか、という表紙、湘南鎌倉というこれも昭和な設定。 七里ヶ浜の隠れ家に初めて立ち入る18歳の少女を描くシーンから始まる話は、そこから時間を巻き戻し彼女が小学生の頃にまで時間が戻る。 目黒区の家から娘とともにスーツ姿で出勤する父は途中の店で着替えてラフな格好になって渋谷区の仕事場に向かう彼の仕事は、描く仕事。ちょっとエッチな漫画家である。娘にその仕事を知られたくなく、というか知って軽蔑されたり距離をおかれるのが怖いので、隠し続けているという話である。 基的にはただそれだけの話。とはいえ、娘に嫌われたくないという思いと、娘はそんなことはどうでもよいというスレ違いに親子の愛が隠れている点は巧い設定。ただのギャグ漫画、とい

  • 宮川サトシ、伊藤亰/宇宙戦艦ティラミス | マンガ一巻読破

    宇宙戦艦ティラミス 1巻 ■ SF設定をオリジナルで用意したうえでギャグ展開するという 贅沢なマンガ。 冒頭にはそれなりの設定があり、 宇宙に移住した人間が地球と戦う世界の話ということが 示される。それを踏まえて始まる話は、 新鋭宇宙軍用艦「ティラミス」に乗船し 汎用人型機動兵器「デュランダル」 を操るパイロットが主人公である。 コックピットが大好きだ、というモノローグののち、 「まるで母さんのお腹の中にいるかのような」という マザコン的なセリフ、そうした内容なのかとおもいきや、 コックピット内で揚げたての串カツをべようと奮闘する というくだらないエピソードが展開される。 まぁ、真面目な設定、真面目な絵柄で、ミニマムな ネタを愉しむギャグというので、目は引く。 既成のSFに乗っかってギャグマンガに仕立てる二次制作 的なものが多いなか、 ハード面から設定を組み立てた上でこのレベルの ギャグ

    dododod
    dododod 2016/06/19
    いい意味で表紙詐欺だよなー、WEB漫画雑誌たるくらげバンチで連載しているので見て気に入った人はって感じですね
  • 【オススメ】 石川雅之/惑わない星 | マンガ一巻読破

    惑わない星(1) (モーニング KC) ■【オススメ】相変わらずよくわからない話だなこれは・・・。 未来の地球を描くSFのように見せかけて惑星擬人化もの。 どうやら未来の地球の未来の日。 萌えアニメが最大の輸出産業であるようだが 15分で大長編といっているようなので産業としての レベルは低下しているらしい。 そして世界は内と外にわけられ、ファンシーな内の世界を維持するために 外の仕事に従事している者がいる。作の主人公たるS沢も そのひとり。宇宙に手紙を送信する仕事、なのだそうな。 同僚は外の外である地球においてあるパーツを拾う仕事をしている。 作における未来の設定は自然環境の変化の結果ではなく、 「『夏休みの終わり』で汚濁した"地球"が浄化されるのを待っている」もので 「祖先の尻拭いを"地球"が終えるまでこの箱庭の中で過ごさなきゃいけない」 のだという。ちなみに核戦争という話ではなく

    dododod
    dododod 2016/06/15
    いやぁ、わかんないよね、ってなる
  • 【オススメ】 小坂俊史/まどいのよそじ −惑いの四十路− | マンガ一巻読破

    まどいのよそじ (ビッグコミックススペシャル) ■【オススメ】安定の面白さ。不惑の年齢になって 惑う人々を描く。 安定的に面白い著者の新作。 4コマではなくショートものだが、 それは新しい試みではなく前作ですでに実施されている。 今回は、不惑の年である四十になって 惑う人々をテーマに描いている。 最初の話はアイドルにスカウトされたので、 と会社を辞める四十歳女性の話。 いままで能動的に動いたこともなくチャンスもなく、 それがはじめて舞い込んできた誘いに コレだ!と乗ってみたという。 以降もこの手のエピソードは多い。 いままで全くなにもしていなかったので、というパターンと、 いままでやってきたことをこの機会に、というパターン。 後者はまぁ普通の話ではある。なので、四十にしてはくだらない、 という内容で笑いのバランスをとっている。 突拍子がなく人もどうだろうと思ったことを家族などが 平然と応