デザインの勝利。 で、この秀逸なデザインを可能にしたのが、設定の妙で。 これまでのウルトラマンが、あくまでも「宇宙人」のだったのに対して、こちらはオリジナルをもとに作られたパワードスーツという設定を採用している。 この設定のおかげで、たとえばスペシウム光線が、どこから出ているのか・・・そもそもなんなのかっていう根本的な問いかけに、解答とは言えないまも、一つのSF的な解釈を提示している。 で、ここがポイントなんだけども、そのSF的新解釈がいちいち、かっこいい。 結果、これまでのウルトラマンをSFの観点から再評価するような世界観が仕上がっている。 で、その世界観のおかげで、ウルトラマンサーガの延長線上(あくまでも枝分かれした一本ですが)にありながら、とんでもなくオリジナルな世界観が構築されているわけで。 ウルトラマン好きであればあるほど、興味深く読める作品に仕上がっている。 で、この新解釈って