ブログを書く人間にはブログ論好きも多いようだ。 という私もそのようなエントリーがあれば、ついつい読んでしまう。 本を読むことが三度の飯と睡眠並みに好きな私は読書論も大好きで、本に関わるエッセイや新書は好きなジャンルの一つである。 先日、『それでも、読書をやめない理由』というド直球なタイトルを本棚見つけた。本の本だ。手に取った。原題は『THE LOST ART OF READING why books Matter in a Distracted time』。うん、原題もいいけど、邦訳が好きだ。 内容は、軽い文体なので軽い読書エッセイかと思えば、意外に骨太な読書論であった。ちょっと分かりにくいけど面白い。 プロローグ 「文学はしんだ」? 第一章 物語の中の真実 第二章 この騒々しい世界で 第三章 もうひとつの時間、そして記憶 第四章 文学という鏡 第五章 本をほんたらしめるもの エピローグ