家に本(ヘーゲル)を忘れてきてしまったから書くしかない。そういえば昨日の記事でコメントが3つついたが、それぞれが別の部分について取り上げていたので、私は 「ナイス!」 と思った。 私がヘーゲルを忘れた理由はおそらく昨晩若林奮という、彫刻家の本を読んでいたせいで、前に半分くらい読んで、そのまま放置していたらまた読みたくなったので読んだ。そうしたら、もう面白くて面白くて、て感じだった。前も面白かった。前は読むと即座に眠くなったが、昨晩はけっこう読み進めることができた。手元にないから引用できないが、昨日読んだ箇所には傾斜について書かれていて、若林はエジプトでピラミッドをみながら、砂漠の下の、砂をとっぱらった地面が必ずしも平地でないことに、あるとき気づいた。エジプト、ピラミッド、という単語は出てこず、「四角推の建造物」というのが出てきたので、私が勝手にピラミッドと判断した。若林奮の文章には、エジプ