【ブリュッセル=瀬能繁】欧州連合(EU)の欧州議会は8日、仏ストラスブールで開いた本会議で、薬品開発などの科学実験でチンパンジー、ゴリラ、オランウータンなどの霊長類の使用を原則禁止する法案を可決した。動物の権利に配慮する立場から世界で最も厳しいルールになるとみられ、製薬会社などに影響を与える可能性がある。EU加盟27カ国は今後2年以内に国内法を整備する。新ルールによると、科学実験で動物の使用が
緊急援助ニュースリリース 第三報 パキスタン・イスラム共和国における洪水被害に対する国際緊急援助隊医療チームの派遣について 2010年09月09日 JICAは、標記災害に対する国際緊急援助隊医療チーム二次隊を下記のとおり派遣します。 記 1 災害状況 (主な被災状況)7月21日より降り続いた大雨による、パキスタン・イスラム共和国の洪水被害は、現在、インダス川中・下流域のパンジャブ州中南部やシンド州等にも拡大(160,000以上が冠水)しており、建国以来の大水害となっている。被災流域では広範囲に道路・橋梁が崩壊し、多数の村が孤立状態になるなど、多くの被災者が発生しており、今後衛生環境の更なる悪化による感染症の拡大が懸念される。 ■9月6日付被害状況(国連状況報告書発表) 死者 1,752人 負傷者 2,366人 被災者数 2,100万人 倒壊家屋
死にゆく星を取り巻く、巨大な水蒸気の雲のなぞが解けた 【2010年9月6日 ESA】 ESAの赤外線天文衛星「ハーシェル」による観測で、死にゆく星の周囲に巨大な水蒸気の雲が誕生するメカニズムが明らかになった。宇宙空間における水の生成には紫外線が重要な役割を果たしているようだ。 IRC+10216(別名しし座CW星)は赤色巨星という老年期にある星だ。質量は太陽の数倍だが、核融合の燃料を使い切った星の外層は太陽の数百倍にも膨れ上がっており、わたしたちの太陽の位置にあれば、火星はゆうに飲み込まれてしまう。 この星は「炭素星」の1つとしても知られている。太陽をはじめ多くの恒星の組成は炭素に比べて酸素が多いが、逆に炭素星は炭素の方が多く、この種の星が多くの水を生成するとは考えられていなかった。 しかし、2001年にIRC+10216の周りに巨大な水蒸気の雲が発見され、水がどこからやってきたのかを調べ
複数の渦巻銀河に見つかった進化の痕跡 【2010年9月9日 MPIA】 わたしたちの天の川銀河が属する局部銀河群よりもさらに遠くにある複数の渦巻銀河に、小さな銀河が飲み込まれた痕跡が初めてとらえられた。今後、銀河の進化に関する理論の検証が進むかもしれない。 小さな銀河が飲み込まれた痕跡が見られた、8つの渦巻銀河(左側上から、M63, NGC 4651, NGC 7531, NGC 5866、右側上から、NGC 1084, NGC 4651, NGC 3521, NGC 1055)。クリックで拡大(提供:D. Martínez-Delgado (MPIA)) 銀河を取り巻くように存在する星の流れ(飲み込まれた伴銀河の残骸)の想像図(渦巻銀河の外縁部のみ、白黒反転画像)。クリックで拡大(提供:Jon Lomberg) 渦巻銀河は、小さな銀河を飲み込んで進化すると考えられている。飲み込まれる銀河
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