明治41年。日本で最初に発刊された日本史の辞典には、実に1万を超える人々の予約が入っていた。文人、政治家、実業家、教育者、市井の人々……。彼らはなぜ初任給よりも高価な本を購入しようとしたのか? それらは今どこに、どのように眠っているのか? 老舗旅館の蔵で見つかった「予約者芳名録」が紡ぐ、知られざる本の熱い物語。 【講演録】 古書で紐解く近現代史セミナー 第3回 「国史大辞典を予約した人々 ―百年の星霜を経た本をめぐる物語― 」 2013年11月2日 於:千代田区立日比谷図書文化館 <レポート> http://hibiyal.jp/blog/?p=1776 <講演録PDFファイル> http://hibiyal.jp/kdata/c0f253c38fc468f20979196f822303ea.pdf はじめに 第一章 「国史大辞典」初版とは? そうそうたる購入者たち 歴史辞典の大本山「国史
![国史大辞典を予約した人々 佐滝 剛弘著](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/4ddcb074bdda7ad526b747560f4c2a6d061a6700/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fwww.keisoshobo.co.jp%2Fimages%2Fbook%2F110804.jpg)