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ブックマーク / honz.jp (38)

  • サッカー経済学 『「ジャパン」はなぜ負けるのか?-経済学が解明するサッカーの不条理』 - HONZ

    スポーツ経済学者(こんな肩書き初めて聞いたぞ!)のステファン・シマンスキーとジャーナリストのサイモン・クーパーがサッカーについて徹底的に計量経済学的手法を用いて分析しまくる。Freakonomics以来の計量経済学の面白。 メジャーリーグの中でもお金のない弱小球団を、統計の力でワールドシリーズへ導いた「マネーボール」のサッカー版である。クラブチーム、ナショナルチームを勝利へ導く要素(数字)は何か?膨大なデータを基に検証していく。 著者によると、ナショナルチームの勝率は、�人口�一人当たりGDP�サッカーの経験(@欧州)で8割以上説明できる。 サッカーに興味はないが、書を読めば日サッカー協会の取るべき施策は唯一つ。大枚はたいて、ヒディングを雇えばいいのだ。「複雑な問題に単純な答えはない」と池田信夫氏は重ね重ね言っているが、日本代表強化に関する課題は単純な問題なのかもしれない。当に複雑

    サッカー経済学 『「ジャパン」はなぜ負けるのか?-経済学が解明するサッカーの不条理』 - HONZ
    donayama
    donayama 2013/04/30
  • 『どうすれば人を創れるか』 石黒浩 - HONZ

    世界の産業用ロボットの7割を日製のロボットが占めている。海外から見れば、日はロボットの国。政治家よりもロボットの方が認知度は高そうだ。そんな日がつくるロボットの一つで、人間型ロボットが書が取り扱うアンドロイド。商業化されれば私たちの生活がどのように変わるのだろうと妄想しながら書を読むことをおすすめする(個人的にASIMOやEVOLTAも欲しいのだが、筆者がつくるアンドロイドはかなり欲しい)。 ネットで動画検索してもらえばいいが、筆者がつくるアンドロイド「ジェミノイドF」は見た目は人間そっくりで、動きもとても人間らしい。ロボット特有の「不気味の谷」(見かけが人間そっくりなのに動きがロボットのようで隔たりがあること)がかなり克服されている。アクチュエータ(モータ等を使って体を動かす装置)を空気で伸び縮みする空気アクチュエータを使い、無音で且つしなやかな動作を再現できるようにしている。

    『どうすれば人を創れるか』 石黒浩 - HONZ
    donayama
    donayama 2013/04/26
    成毛さんの歌舞伎本レビューは鉄板だなあ。見得などをカメラワーク的に解説している入門書ってあるにはあるけど、どなたの本だったっけ…。
  • 読めばわかる! 『謎の独立国家ソマリランド』 - HONZ

    高野秀行はいくつもの意味で天才だと思う。 アマゾンで高野の作品をみると、31商品ヒットし、そのほとんどが☆四つ以上、中には☆五つもある。そう、どの作品もおもしろいのである。親戚や親しい友人が20名くらいいて、星稼ぎしているという可能性は否定しきれないところではあるが、それはないということにしておこう。しかし、ご人がおっしゃるところ、あまり売れてないらしい。作品はつぶぞろいなのに売れてない。とりあえず、天才にありがちなことではないか。そう、ゴッホ並みなのである。 ☆を見たら面白そうだとわかるはずなのに読まれていなというのは、読まず嫌いの人が多いにちがいない。そういう人たちは、今回の『謎の独立国家ソマリランド』略して『謎ソマ』を機会に悔い改めて、ぜひ読んでみるように。とはいうものの、私もそれほど前からの愛読者ではない。一昨年に刊行された『イスラム飲酒紀行』以来、高野ワールドにどっぷりはまり込

    読めばわかる! 『謎の独立国家ソマリランド』 - HONZ
    donayama
    donayama 2013/02/20
    最近の諸作読めてないので、読まねばなあ…。
  • 『霊柩車の誕生』 - そして消えゆく今 - HONZ

    そう言えば最近、街中で見かけないなと軽い気持ちで手にとったのだが、読めば読むほど奥が深い。 書『霊柩車の誕生』は1984年に刊行。その後1990年の新版を経て、この度三回目の増補新板となった、知る人ぞ知る名著である。路上から消えゆく今を起点に変遷を辿ると、その誕生をもって”終わりの始まり”を意味していたということがよく分かる。 霊柩車とは、文字通り遺体をおさめた霊柩を運搬する自動車のことを指す。多くの人がイメージされる霊柩車は、荷台部分が伝統的な和風建築のスタイルで形づくられ、屋根には唐破風がかけられているものであるだろう。これは通常、宮型霊柩車と呼ばれるものである。 上半身が神社仏閣系の装飾で、下半身は高級乗用車。この組み合わせ、さては名古屋発祥かと思っていたのだが、どうも大阪に起源があるようだ。誕生したのは、大正の終わり頃の話である。(※名古屋説もあり) 興味深いのは、この組み合わせ

    『霊柩車の誕生』 - そして消えゆく今 - HONZ
  • 特殊撮影『ワンダー・フォトグラフィー』 - HONZ

    書には2013年現在、最も高度な最新技術で撮影された画像が掲載されている。月刊コマーシャル・フォトに連載された人気連載「特殊撮影見聞録」の4年間分をまとめて1冊に再編集したものだけあって、内容が濃密だ。 撮影ジャンルは最先端技術による宇宙撮影から限界ギリギリの深海、超望遠から超マクロ、X線や赤外線撮影に至るまで多岐にわたり紹介しており、超最先端画像のこれら全てをフルカラーで体験できる。 掲載されている画像には、すべて問い合わせ先とURLがあるので、リンクをたどっているだけでも充分に楽しい。どのカテゴリも特殊な撮影で、かつ映像に情熱を注ぐプロフェッショナルの臭いがぷんぷん漂うが、その中でも特に芸術性が高く印象に残った3点を伝えたい。 その1.優れた結晶写真。白金族の重鎮、ルテニウム結晶。 (C)結晶美術館 ルテニウムは六方最密の構造で六角板状の結晶だ。実際にはエッジが削げて、緑鉛鉱のような

    特殊撮影『ワンダー・フォトグラフィー』 - HONZ
    donayama
    donayama 2013/01/07
  • 『吉原夜話』ありし日の残り香 - HONZ

    この作品は大正14年に都新聞なる新聞の演芸欄に連載されていたものを、昭和39年に一度単行化、その後復刊されたものだ。インタビュー方式といえば言いうだろうか。都新聞の記者である宮内好太郎が喜熨斗古登子(きのし ことこ)に江戸末期から明治初めにかけての吉原について質問し、古登子が語るという形式で書かれている。この喜熨斗古登子なる人物は、歌舞伎役者の初代市川猿之助の奥方だ。実家が吉原で「中米楼」という楼を営んでおり、喜熨斗古登子も市川猿之助に嫁ぐまで、家業の手伝いなどをしていたようだ。 “吉原の話、それは大変ですよ。なにしろ江戸といわれた時分には、お江戸の名物三千両といわれましてね、吉原、魚河岸、芝居街の三ヶ所は、烏カアカアで、一夜明けたが最後、その時分の金で一千両は動いたというくらい、豪勢なところでしたから、それだけ御威勢のあるところとされていたものです” 吉原の話を渋る喜熨斗古登子に宮内好

    『吉原夜話』ありし日の残り香 - HONZ
    donayama
    donayama 2012/12/13
    これは面白そう。
  • 全力疾走!『新版 大阪名物 なにわみやげ』 - HONZ

    文楽に嵌ってはや10年。年ごとに病膏肓に入り、今では大阪文楽劇場へも通うようになってしまった。せっかく大阪まで遠征するのだから、と舞台がはねたあとの事や、何か美味しいものを買っていきたいと、いいガイドブックを探していた。5年ほど前、人から教えてもらったのが『大阪名物』。大阪在住の女性フリーライターふたりが、和菓子、洋菓子、乾物、事、調味料、お酒、嗜好品、そして日用品から郷土玩具まで、大阪ならではの逸品を紹介しまくったで、お店の薀蓄はもとより、自分ながらのべ方やら店主の人柄、果ては個人的な思い出までを、思い入れたっぷり紹介し尽した名物案内の決定版だったのだ。 大阪の玄関口、空港や駅で一番売れるお土産が「赤福」で二番目が「八橋」、三番目が「神戸プリン」という話を聞いて呆然とし、「い倒れ大阪」の威信をかけて編み上げた書。それからの大阪の旅はいつも一緒だったので、使い込まれて今ではもう

    全力疾走!『新版 大阪名物 なにわみやげ』 - HONZ
    donayama
    donayama 2012/11/26
    HONZらしくないけどおもしろいw
  • 『ノンフィクションはこれを読め!』 重版が決定いたしました! - HONZ

    10月下旬に発売された、HONZの初めての。私のもとにも、「積ん読タワーがますます高くなった!」「買ったが、給料日前なので絶対読まない」「ポチりすぎて料が買えない」「なんだよ、このメイワクなは」「というより危険物」など、数々の大絶賛の声が届いてます。 また、出版界の知人に見せれば、「こんなに書き手がいっぱいで、レイアウトが複雑で、文字が詰まった、絶対編集したくない」だの、「たださえノンフィクションって売れないし、ブックガイドも売れないんだよ。そんな二重苦のを、よく出してもらったね、ウチだったら営業が怒り出すよ」だの、業界内でも褒めちぎってもらえて鼻高々でした(涙)。 そのような全国的な声を受けて、なんと、書の重版が決定いたしました! 世の中には当にモノ好きな素晴らしい方々がいることを実感した次第です。今後ともHONZと『ノンフィクションはこれを読め!』、そして日中で著者と

    『ノンフィクションはこれを読め!』 重版が決定いたしました! - HONZ
  • 『クリエイティブ都市論』 NODE #7 掲載 - HONZ

    著者の理論を2行でまとめてみよう。芸術家やゲイが好む都市はイノベーションや起業風土にあふれており、結果的にその都市の不動産価格は上昇する。居住用としても不動産投資用としても、そのような都市を選ぶべきだ。米国での原書の出版はリーマンショックの半年前なのだから、この結論に違和感を持ってしまうのは仕方がない。 じっさい著者は、米国主要都市の1950年から2000年まで住宅価格上昇率を比較している。上昇率トップはサンフランシスコやシアトルなどの西海岸、ボトムはミルウォーキーなどの五大湖沿岸だ。 たしかに、この50年間に一部の芸術家やゲイは迫害を受けない場所をもとめ、バイブルベルトからほど遠い西海岸に流れ着いたのであろう。しかし、この地域の不動産価格の上昇は産業構造の変化や、1950年時点の西海岸の低い不動産価格によるところが大きいのではないか。 書において著者はまた、単なる都市比較では満足してい

    『クリエイティブ都市論』 NODE #7 掲載 - HONZ
    donayama
    donayama 2012/10/22
  • 『追跡・アメリカの思想家たち』 - HONZ

    書をきちんと紹介できるだけの知識を持ち合わせていないが、現代アメリカを批判するためには読まなければならないであることはわかる。アメリカのキリスト教原理主義の奇妙さとその戦慄するべき影響については、なかば面白おかしく書いたが多数出版されているが、そのほかの主要な思想について網羅的・体系的に紹介しているのは書だけだ。 ネオコン、リバタリアン、ファンダメンタリズムなどメディアで言及されやすい思想だけでなく、南部農主義やファンダメンタリズムの始祖であるメイチェンなども丁寧に取り扱う。第11章以降はフランシス・フクヤマの思想から徳富蘇峰、ハイエク、江藤淳、マクラレンまで縦横無尽にその不思議な連鎖を紹介する。 著者はジャーナリストである。したがって、思想家たちを「取材」して書を書き上げたのだが、思想を取材するという画期的なになっていることだけは間違いない。巻末の思想家たちを自由と秩序、近

    『追跡・アメリカの思想家たち』 - HONZ
    donayama
    donayama 2012/09/27
  • 『驚きの英国史』 Keep Calm and Carry On - HONZ

    「はじめに」で「ぼくがこのでやりたかったのは、歴史の魅力を少しでもとらえて伝えることだ」そして「もっと多くの(そしてもっと良質の)歴史を読んでみたいという(読者の)好奇心に火をつけることだ」と著者は言う。その目論見通り、書を読みながらネットや蔵書の間とウロウロしてしまい、読み終わるまでにやたら時間がかかってしまった。好奇心の対象が増えてしまったようだ。ボクにとって英国史は新分野だったということだ。 考えてみると英国史をキチンと読んだことはない。山川出版社の教科書『世界史』においてヨーロッパ世界が登場するのは第4章からだ。その中で小見出しが立っているのは、ゲルマン人大移動、フランク王国、封建社会、ビザンツ帝国、十字軍などヨーロッパ大陸に関することばかりである。イギリスが初めて登場するのは 民族大移動のときからアングロ・サクソンが王国を形成していたが、1016年にデンマーク出身のクヌー

    『驚きの英国史』 Keep Calm and Carry On - HONZ
  • 『オペラと歌舞伎』 美の道楽 - HONZ

    いきなり度胆を抜かれる文章から書ははじまる。すこし引用してみよう。 第二次世界大戦は、オペラと歌舞伎を持つ国民国家と持たざる国民国家の戦いであった。オペラを持たない鬼畜米英は、ヴァーグナーを軍旗とするドイツ第三帝国とヴェルディ軍旗を掲げるイタリア共和国、並びに東洋においてオペラと同様の文化である歌舞伎を持ち、大東亜共栄圏をめざす大日帝国に対し、これ以上の文化的格差をつけられることは国民的屈辱であり、全世界における彼らの利益を損なうと判断した。 さらに続けて 「ワルキューレの騎行」という戦死者の行進曲を使って進軍したナチスの軍隊は、ジークフリートのように強かったが、また同時にジークフリートのごとくあっけなく殺された。・・・山鹿流陣太鼓で真珠湾を攻撃した大日帝国に対しては、その陣である歌舞伎を炎上させた上に『忠臣蔵』の上演を禁じた。文化的復讐をおそれてのことだった。 もちろん、自嘲的な

    『オペラと歌舞伎』 美の道楽 - HONZ
    donayama
    donayama 2012/07/26
    これは読みたいなあ。
  • 『白い死神』ー「ムーミン谷のゴルゴ13」の実像 - HONZ

    1939年に始まったソ連との冬戦争で活躍したフィンランド軍の狙撃手シモ・ヘイヘは、一部ネット上では有名だ。しかし、これまで日では、ヘイへその人をテーマとしたは、これまで一冊も出ていなかった。書は、1998年に60年間にわたって沈黙を続けてきたヘイへのインタビューを成功させた著者によるノンフィクションであり、一部マニアにとっては待望の書と言える。 ここでまず、ネット上にコピペで出回っているヘイへの逸話を見てみよう。 ・わずか32人のフィンランド兵なら大丈夫だろうと4000人のソ連軍を突撃させたら撃退された ・シモヘイヘがいるという林の中に足を踏み入れた1時間後に小隊が全滅した ・攻撃させたのにやけに静かだと探索してみたら赤軍兵の遺体が散らばっていた ・気をつけろと叫んだ兵士が、次の瞬間こめかみに命中して倒れていた ・スコープもない旧式モシンナガン小銃で攻撃、というか距離300m以内なら

    『白い死神』ー「ムーミン谷のゴルゴ13」の実像 - HONZ
  • 『江戸歌舞伎役者の〈食乱〉日記』-たった680円なのにお腹いっぱい - HONZ

    歌舞伎と江戸とを愛する人であれば、絶対に外せないである。味付けはあっさりと「山の幸」と「海の幸」の2章のみだ。底としているのは3代目中村仲蔵の『手前味噌』という自伝である。文化6年(1809)生まれ、明治19年(1886)没の仲蔵は「乱」を自認した大芝居(幕府公認の劇場)の名優だった。書はその江戸の大スターにレポーターとなってもらい、様々な江戸グルメを案内してもらうとい趣向なのだ。納豆汁、鰻、とろろ汁、トコロテン、伊勢海老、天ぷらなど小見出しは40。それぞれに滋味がある。歌舞伎と江戸とのかき混ぜ具合が絶妙なのである。たとえば「鶴」という一篇を見てみよう。 文政12年20歳の仲蔵は上方に向かった。上方で稼ごうと思ったからである。この年3月に江戸三座が焼けて出番がなくなったのと、女郎に馴染んで借金が返せなくなったからだ。その女郎とは松井町の「お半」、弁天の「おむら」、吉原の「若緑

    『江戸歌舞伎役者の〈食乱〉日記』-たった680円なのにお腹いっぱい - HONZ
    donayama
    donayama 2012/02/21
    あ、この本、成毛さんが推してたのか。納得w
  • 永遠の”最近の若者” -『あんぽん 孫正義伝』 - HONZ

    毎年、成人式の頃をピークに「最近の若者は・・・」といった議論が、どこからともなく湧いてくる。ステレオタイプに若者を批判する者が現れたかと思うと、どこをどう間違えたか「最近の若者」という落書きは古代エジプトの壁画にも書かれていたらしいなど蘊蓄まで披露されたりする。さぞや、おいしい肴なのだろう。 孫正義という人物が語られる議論というのも、この「最近の若者」論に近いものが根底にあるのではないかと思う。先人たちの努力をないがしろにする迷惑男と批判的に論じるものから、古い世代の既得権益者に立ち向かう新世代の英雄と崇めるものまで。そこには賛否の両論が相並ぶ。 はたしてその正体はいかに?と言わんばかりに筆を取ったのが、孫正義より10歳年上の佐野眞一。団塊の世代がIT第一世代に切り込む。これを孫正義が「やりましょう!」と言ったのかどうかは知らないが、見逃すわけにはいかない一戦だ。 さて、この希代のノンフィ

    永遠の”最近の若者” -『あんぽん 孫正義伝』 - HONZ
  • 『地図から消えた島々』 - HONZ

    問題です!(SE:ジャジャン!) かつて「ロス・ジャルディン諸島」「イキマ島」「グランパス島」「中ノ鳥島」などが位置した海域はどこでしょう? さてさて。クイズ番組にこんな問題が出る日は来るだろうか。たぶん来ない。難問過ぎる! 解答解説もややこしくなりそうだし……。えっ? そんな島あったっけ、聞いたことない。地図にもない……。クイズマニアの方々からお問い合わせ殺到…かも! 答えは「北太平洋」である。それも日の近海の島々だという。“かつて”は航海の安全には欠かせないものである水路誌や海図に記載されていた、れっきとした地図に載っていた島々である。しかも、「地図から消えた」のは決して大昔の話ではない。「ロス・ジャルディン諸島」が地図から正式に削除されたのは1972年のことであり、「中ノ鳥島」を領土編入する閣議決定手続きの瑕疵については、なんと1998年の参院総務委員会で質疑応答されていたというの

    『地図から消えた島々』 - HONZ
    donayama
    donayama 2011/12/15
    面白そう!
  • 『銀座ナイルレストラン物語 日本で最も古く、最も成功したインド料理店』 - HONZ

    このを読んで、はじめて「ナイルレストラン」に行ったときのことを思い出した。 まだ学生時代、ランチタイムを外した時間でひとりだったはずだ。「メニューください」というと、日語がペラペラなインド人が、 「はじめて? なら、うちにしかないムルギランチにしなさい。鶏の腿肉が骨ごと入っていておいしいよ」 と半ば強引に決められてしまった。料理が来ると、手早く骨を外してくれ、 「カレーと肉とキャベツとジャガイモとごはん、ぜーんぶ混ぜるね。それが一番おいしい」 とべ方まで指導される。家ではごはんとカレーを少しずつ混ぜ合わせながらべることがきれいにべられ、正しいと躾けられていたから、「当かなあ」と思ったのだが、まずカレーだけで一口、追って混ぜ込んだところを一口べると、全然違う味に変化したことに驚いた。 手で混ぜてべるインドの文化の豊かさを実感した瞬間だったーーというのは後知恵だが、この体験が

    『銀座ナイルレストラン物語 日本で最も古く、最も成功したインド料理店』 - HONZ
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    「宿帳」である。旅館やホテルでの宿泊では記入が義務づけられているとはいえ、最近はネットで予約しがちなので、印刷されたものにサインする…more

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