『白い死神』ー「ムーミン谷のゴルゴ13」の実像 - HONZ

1939年に始まったソ連との冬戦争で活躍したフィンランド軍の狙撃手シモ・ヘイヘは、一部ネット上では有名だ。しかし、これまで日本では、ヘイへその人をテーマとした本は、これまで一冊も出ていなかった。本書は、1998年に60年間にわたって沈黙を続けてきたヘイへのインタビューを成功させた著者によるノンフィクションであり、一部マニアにとっては待望の書と言える。 ここでまず、ネット上にコピペで出回っているヘイへの逸話を見てみよう。 ・わずか32人のフィンランド兵なら大丈夫だろうと4000人のソ連軍を突撃させたら撃退された ・シモヘイヘがいるという林の中に足を踏み入れた１時間後に小隊が全滅した ・攻撃させたのにやけに静かだと探索してみたら赤軍兵の遺体が散らばっていた ・気をつけろと叫んだ兵士が、次の瞬間こめかみに命中して倒れていた ・スコープもない旧式モシンナガン小銃で攻撃、というか距離300m以内なら

[Zarathustra1951-1967]

（本題とまったく関係なく、また全然どうでもいいことだが、ガラケーで読んでると「ヘイヘ」の2番目の「ヘ」がカタカナ（ヘ）とひらがな（へ）のごちゃ混ぜになってるのが直ぐ分かって趣き深い。）

[h-hirai]

ブックレビューというか、読む前に知っといた方がいいよ! ということでフィンランド冬戦争の概説。興味深い。

[ka-ka_xyz]

しかし、こんなマイナーな冬戦争戦史モノが大日本絵画｜光人社｜学研M文庫以外から出版されるとはねえ。

[hagakuress]

『ソ連は傀儡政権を作り、100万を越える軍を送り込む。これが冬戦争である。迎えるフィンランド軍はわずか25万。兵器、銃、弾丸も圧倒的に不足し、スターリンは当初４日で占領と予測』アフガニスタンを思い出すな。

[SasakiTakahiro]

本書を読めば事実がネタ以上であることを知る。

[david_lynx]

　「ヘイへ」じゃなくて「ハユハ」!

[rhyaosh]

書評がすでに面白い

[geopolitics]

ソ連と戦うためにドイツと手を結ばざるを得なかったフィンランド。日本が平和なのは地続きじゃなかったら。明治以降の対外戦争は実質ロシア封じ。

[feather303]

《〜幸福な国という印象だが、それはいわば、生まれたての赤ん坊が、生死にかかわるような危機と試練を受け続け、そのなかで常に命を賭したギリギリの選択を続けて勝ち取ったものなのだ。》

[ktasaka]

冬戦争のくだりを読むと、戦争する意味について、国際関係について考えさせられますよ。

[You-me]

これは読んでみたくなるレビューですね

[honeybe]

！シモ・ヘイヘだとっ！

[mgkiller]

これは読みたい！

[enemyoffreedom]

シモ・ヘイヘを取材したノンフィクション

[machida77]

伝説よりも伝説的な狙撃手シモ・ヘイヘについて書かれた本。

[pecan_fudge]

実に面白い書評。フィンランドの近代史に興味を持った。『白い死神』ー「ムーミン谷のゴルゴ13」の実像 | HONZ

[hiroette]

1939年に始まったソ連との冬戦争で活躍したフィンランド軍の狙撃手シモ・ヘイヘへのインタビュー。初のノンフィクションであり、一部マニアにとっては待望の書：フィンランドも過酷な歴史を辿ってきたんですね。

[ki19680219]

こんな書評が書ければな、、、

[a246ra]

HONZ土屋敦さん。フィンランドつながりで。

[goldhead]

ほとんど関係ないけどリップスライムのILMARIがフィンランド人とのハーフで本名のミドルネームだと初めて気づいた。

[copyxxx]

一部のチートしまくりのラノベを除いては、ほとんど創作の世界をも超えているな。